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へらぶな釣りについて ~オモリ周り~

2019/11/14
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こんにちわ。イシグロ西春店スタッフ鈴木です。

今回はちょっとへらぶな釣りの仕掛けについてのお話しです。


へらぶな釣りの仕掛けはシンプルな形となってなっています。

竿先から道糸が付いていて、オモリとハリスを取り付けるところにサルカン

そこにハリス、針、エサと言ったようにこれだけです。


そんなへらぶな釣りの仕掛けですが、最近よく聞かれます「オモリ周り」の作り方を説明します♪

この仕掛けの作り方はトーナメンターの多くもやっている方法で、

トラブルも少なく仕掛けそのものがキレイになるのでおすすめです。






まず、準備するものはこちら↓

・仕掛け簡単チューブ

他にもチューブは色々とあるのですが、なぜこれかと言いますと、きれいにまっすぐなチューブだからです。

袋の中に丸まって入っているチューブなどもまっすぐ伸ばすことはできるのですが、どうしてもクセが残ってしまいます。

このクセがあるとハリスがヨレやすくなったり絡んだりとトラブルのもとになってしまいます。

チューブの内径は使用する道糸の号数の半分を選んでください。例)道糸1号ならチューブ内径は0.5mm

・Wサルカン

自分はよくこのWサルカンを使っています。ヨレを防ぐ回転とハリスを通す穴のほうのみ少し大きく作られているので

釣り場でハリスを交換する際に見やすく通しやすくなっています。

・白の道糸

道糸はこの「白の道糸」がほとんどメインとなっています。名前の通り「白」色で作られており、へらぶなが掛かったときに

どちらげ泳いでいるのか、仕掛けを振り込んだときに張っているのか緩んでいるのかが一目でわかるのでおすすめです。








さて、仕掛けの作り方ですが

※本来はウキ止め、ウキゴムを通した道糸を竿の先に付け、手元まで道糸を伸ばしてきてからの工程です!

先ほどの、仕掛け簡単チューブを約3等分~4等分にカットして道糸に通します。

このチューブの長さの考え方ですが、釣りの際に巻くオモリの幅に合わせて考えていきます。

オモリを巻いたときにチューブのほうが少し長いくらいが理想です。




チューブを通したら、先端に8の字で輪を作ります。8の字のコブが先から2cmほどの位置に来るように結んでいます。

そうしましたら、余分な糸はカットしてください。コブの部分のヒゲは5mmくらいです。




次に先端からWサルカンを通して、通したサルカンの先端を先ほど作った輪の中へ入れていきます。

このときサルカンは必ずハリスを取り付ける側の穴が外にあるようにしてください。

Wサルカンに関しては金色の穴のほうにハリスを通すので、こちらが外側です。



サルカンを通したあとに引っ張るとこのような形になります。

ここまでできたら次は最初に通したチューブを→の方向に引っ張ります。

コブのところで少しきつく感じますが、少し力を入れて引っ張れば簡単に動きます。



チューブを引っ張っていくとこのような形になります。

ここでひとつポイントなのが、チューブはサルカンに触れるまで押し込まずにほんの少し手前で止めることです。

押し込んでしまうとサルカンが動かなくなってしまい、仕掛けが落ちていく際にハリスが絡みやすくなってしまいます。



これで 完成♪

この作り方ですと、オモリを巻いた際に道糸を傷つけない。

そして、オモリが巻きやすくキレイな仕掛けを作ることができます。

トラブルが減ることで、釣りのテンポもよくなり楽しく釣りを続けることができますよ。




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淡水(鮎・へら)釣りスペシャリスト!鈴木祐也イシグロフィッシングマイスターのブログはこちら!

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