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2017年9月沼津店ブロググリップ内部破損、センター継ぎ依頼。

2018/08/18
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  • ロッドビルディング・カスタム

こんにちは、

リメイク、リペア担当の福田です。

 

 

今回の依頼は、

メガバスのブラックジャングル、

グリップセンターが、

内部で折れた状態をリペアして行きます。

 

 

 折れている様に、

見えないのですが・・・。

 

 

 グリップの外装にキズや割れは、

無いのですが、

グリップ内センターから

ボッキリ折れています。

 

パイプシート下から折れています。

 

 

 初めて受ける折れ方の案件ですが、・・・折れ口が綺麗なので、

カーボン継ぎで修理出来ます。

 

 

 

 パイプシート内、

折れたカーボンの破片を取り除きます。

 

 

 コアテープと接着剤を取り除きます。

 

 

 折れた断面もカット処理をします。

 

 

 

 丁度良いジャンク品のブランクが手に入ったので、

このブランクを継ぎ足しブランクとして、

修理を進めます。

 

 ジャンク品パーツが手に入ったので使用します。

 

 ジャンク品のグリップを外して、

使える部分のブランクを加工して行きます。 

  

 

 ブランクの入る位置や、

長さの確認をします。

 

 

 パーツを並べて、

作成順番をイメージ。

 

組み上げる手順の確認をします。

 

  

 

 継ぎカーボンの入り具合と、

保持力具合を見ます。

 

 

 

 

 カットして接着完了!

 

 

 

 余分な所は、

取り除きます。

 

 

 アルコールランプで、

ゆっくり熱しながら、

接着剤とコアテープを外します。

 

 

 カーボン破損部で、

ヒビやササクレが、

入っていない所で、

カットします。

 

 

 処理後の状態ですが、

大分綺麗になりました。

 

 

 グリップに差し込むと、

少し長いので、ブランクカット。

 

それでは、接着して行きます。

 

 コアテープを巻いて、

等間隔で、アーバーを作成します。

 

 

 

 

 接着、無事完了!

 

 

一度は諦めていたロッドが、

無事に使用出来る様になり、

お客様にも大変喜ばれました。

 

 

 

 

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