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愛知 静岡エリア 2019年6月の海況情報と2019年7月の釣況予測

2019/07/06
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  • 海況・釣況予測

こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
5月まではカラ梅雨傾向でしたが、6月になってようやく雨が降ってテレビで話題になっていた宇連ダムの水量も徐々に回復。
でも、6月末からの梅雨入りで連日の不安定な天候でなかなか予定通りの釣行が出来ずにストレスがたまっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに昨年の東海地方の梅雨明けは7月9日。今年はもうちょっと遅れそうですね。
早くさんさんと日差しの降り注ぐ夏になってもらいたいものです。

では、6月の海況状況と7月の釣況予測です。

6月下旬現在の海況状況
黒潮は四国東部沖で南下し、静岡県西部エリア沖で北上しています。沿岸水温は各所で20℃を超えており、夏の海状態となっています。
2018年は6月最終週に各地で連日の真夏日を記録し、その影響もあってか沿岸水温が6月中旬から一気に上昇しましたが、今年は日照の少ない梅雨空のまま6月下旬を迎えているにもかかわらず高水温状態が継続しています。

出展  海上保安庁 海洋情報部 三管区海洋速報より http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN3/kaisyo/kaikyo/sokuho/sokuho.html
2019年6月27日発表の海流概要図

2018年6月28日発表の海流概要図

今後の海況予測
引き続き、黒潮本流の蛇行は継続すると思われますので、今後も愛知静岡の湾内、沿岸共に平年よりも高めの状態が続くと予想されます。

今後の釣種釣況の傾向と見込み
三重エリア
尾鷲、紀伊長島ではアオリイカのティップランでアオリイカが順調に釣れています。また、紀伊長島エリアのデイ&ナイトアカイカメタルも徐々に釣果上昇。ナイトアジングも順調に釣果を記録しており、まだまだ期待が出来そうです。
船のエサ釣りではイサキ、スルメイカなど、旬の魚がメイン対象魚となっていますが、一部に活きイワシを用意できる船もあるようで、ヒラメや青物の釣果も出ています。
ルアー船では近海ジギングでのマダイや青物狙いのほか、スーパーライトジギング、キハダマグロキャスティングなど、多種のターゲットが楽しめます。

日本海エリア
6月下旬の敦賀沿岸水温は平年比でほぼ同等の水温です。イカメタル、胴突き仕掛けでのスルメイカ(ムギイカ)は6月下旬でほぼ終了し、マイカの釣果へと移行しています。
また、マイカ狙いのゲストとして人気の高かった大型のウルメイワシの釣果は落ち着いた様子ですので、今後はマイカ一色に染まっていくものと思われます。
他、活きイカを使ってのイカマダイ、タイラバで狙うマダイ、アジのコマセ釣りやマダイや青物の完全フカセなどがターゲットとなり、それぞれの釣果も期待できます。
ジギングではメジロ(ワラサ)、マダイ、サワラなど、様々な対象魚がターゲット。また、バチコンアジングを始めたルアー船もあり、好釣果が出ていますので、福井エリアのナイトバチコンアジングは今後の注目釣種です。

愛知~静岡エリア
愛知エリアでの6月から7月のメインターゲットはなんといっても大山沖イサキ。6月中旬頃から徐々に釣果が伸び始め、6月下旬から7月頭は絶好調で釣れ盛っています。
釣れるイサキはオス、メス混じりですので、刺身や塩焼きなどの定番料理の他に魚卵と白子の両方が楽しめます。
愛知師崎エリア出船の泳がせ釣りでは近海で釣った子サバを使っての泳がせ釣りでヒラメ、青物が順調に釣れています。この釣果はまだしばらく続くと思われますので、泳がせ釣りファンの皆さんにとってはうれしい情報です。
また、活きたウタセエビを使ってのウタセ五目釣りはイサキの好調の陰であまり情報はありませんが、実はコダイ、カワハギ、カサゴなどの五目釣りが好調で、出船しさえすれば大漁が期待できます。
師崎前のシロギスは先月に引き続き好調です。これから7月いっぱいは丸々と太ったシロギスの大漁が期待できそうです。
スルメイカは6月下旬頃より徐々に上昇気配を見せていましたが、7月に入って連日の3ケタ釣果を記録。一気にトップシーズンを迎えました。これから8月まで例年のような釣りを楽しめると思われます。
遠州灘のキハダマグロの回遊が多いようで、連日のように釣果が記録されています。今後も潮次第で遠州沖から金洲にかけてのカツオキャスティングゲームやキハダゲームが楽しめそうです。
御前崎沖のイサキは6月下旬より徐々に釣果が下降気味。ただ、御前崎沖にもカツオ、キハダマグロの回遊があり、コマセ釣りでの釣果も絶好調です。また駿河湾内のタチウオも5月より釣れ始め、好釣果が継続しています。
夏の風物詩でもある駿河湾タチウオ夜釣りも面白そうです。

岸からの釣りでは各漁港や堤防でのサビキ釣りで小サバが爆発的に釣れています。こちらもまだまだ期待できそうですし、ちょい投げ釣りではシロギスもよく釣れています。
三河湾奥の一色エリア、亀崎エリアでは早くもハゼの釣果が聞かれています。今年は早くから水温が高かったせいか、例年よりも大きめのハゼが釣れているようです。
また、知多半島エリアではアオリイカの釣果が例年になく良いようです。湾奥のエリアでも釣果が聞かれていますので、これから産卵期までの期間、アオリイカの釣果も期待できそうです。

以上、2019年7月の釣り予想でした。
まったくもって私の私的な予想ですので、もし予想が外れてもノークレームでお願いいたします(^○^)/

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