ロッドビルディング講習会開催しました。

今回の講習会は、２７日は台風通過に伴い、中止させていただき、２８日に開催させていただきました。

まずは太い糸で巻き方を確認していただき、Ｄスレッドでガイドを取り付けていただきました。

手で巻いた後、ハンドロッドラッパーでの取り付けを体験されると、ほとんどの方は「これはラク～」と感動してくださいます。

自分もフルメイキングで飾り巻きが入るときはハンドロッドラッパーを使います。たしかにラクなんですが、ちょっとコツが要ります。

テンショナーでスレッドにテンションが常にかかっていますが、逆転させると当然ながらゆるみます。

このとき、手前のリングとロッドの間のスレッドを右手の指で引っ張りながらロッドを逆転させるとテンションが保てます。

あと、ロッドを支える台ですが、ロッドが長ーい場合は支える台を1つ追加すると快適に使えます。

逆に口巻きするときは台と台の間で糸巻きするのではなく、片方は長く出ているほうに移動して片方だけにして作業するとやりやすいです。

コーティングのエポキシを「置く」という感覚もつかんでいただけました。

筆にテンションをかけて塗る、ではなく、テンションはかけず表面張力を利用して、置く、という感覚は見て体感していただくと分かりやすいです。

逆にテンションをかけて筆の両サイドに振り分けたり、筆の角度を変えて片方に寄せる方法などもつかんでいただけました。

コツをつかめば、初めてでも表紙のようなコーティングが可能です。

その場で見て、体感するのが一番早く、確実に作製できるコツをつかむことができます。

秋からも企画させて頂きますので、参加お待ちしております。

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