10月14日、今年最後の浜名湖沖初心者船釣り教室が開催されました。
ゆっくりと南方海上を移動している大型の台風21号の影響で、絶好の釣り日和とは言えない海況でしたが、ウネリに向かって走らざるを得ない移動中こそ、まるでジェットコースターのごとく大きく揺れたものの、釣場に到着して船を流し始めるとストロークの大きなウネリに乗ってゆっくりと船が上下するだけで、釣りをすること自体は問題なし。
10名の参加者にデモンストレーションを見ていただき、いよいよ釣り教室の開始となりました。
実はデモンストレーションの一投目でイナダが掛かり、それを見た参加者のテンションは否が応でも急上昇！
次は自分の番だと仕掛けを投入すると、次々に大物のアタリが！
針掛かりした魚の力に興奮し、目いっぱいの力でリールを巻き、あちらこちらでイナダが取りこまれて船上のボルテージは最高潮となりました。
親子で参加されていたお子さんにイナダが掛かり、タモを持ってエールを送っているとすぐ横のお父さんの竿もドスンと大きく曲がりました。
まず先にお父さんのイナダを取り込み、一安心。
次はお子さんの魚だとタモを構えているも、強い引きになかなか上がってきません。
それでも誰にもアシストをされずに自分の力だけでポンピングを駆使しながら巻き上げ、上がってきたのはイナダのダブル！なかなか上がってこなかったわけです。
無事に取り込んで親子並んで写真に収めることが出来ました。
僚船の情報からカンパチも釣れるということでしたが、今教室でも2本のカンパチが釣れました。
ただ、ハリスをブチ切っていく魚も多かったので、もしかしたらそいつらはカンパチだったのかもと思うと、ちょっと悔しさも感じます。
この教室では残念な事に釣果を出せない参加者も出てしまいました。
途中、横について釣り方や棚などを細かくチェックしましたが、すべて正解。潮の向きも悪くないのになぜか釣れない・・・本当に不思議でなりません。
この方には残念な思いをさせてしまいましたが、このように一筋縄ではいかないこともあるのが釣りです。
良い時もあれば悪い時もある。なぜか分かりませんが爆釣するときもあれば全く釣れないこともあるのです。
この悔しさを是非来年の釣り教室で晴らしていただければと思います。
今年の浜名湖沖の初心者向け船釣り教室はこれをもって終了。
爆釣でクーラー満タンとはいきませんでしたが、殆どの方に大型漁を釣っていただきましたのでまずまずの釣り教室となったのではないかと思います。
次回の浜名湖沖初心者船釣り教室は来年。
まだ詳細は決定しておりませんが、5月中旬か下旬から始まるように予定を組み立てておりますのでそれまでお待ち下さいね。
最後に、いつもご協力いただいております新居浜名港宝成丸の竹内船長、ありがとうございます。
今期はまだヒラメとアマダイのステップアップ教室が残っておりますので、宜しくお願い致します。
