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激ウマ!若狭グジ(アマダイ)釣りに挑戦♪

2019/12/28
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  • 釣果情報

こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。

 

アマダイのブランドと言ったら、やっぱり若狭グジではないでしょうか。

若狭は福井県の西部、敦賀の西隣エリアを言いますが、この福井県三方郡美浜から若狭グジを釣らせてくれる船宿さんがあるんです。

それは米春丸(よねはるまる)さん。 

夏から秋に掛けてはマイカ釣りで人気の船宿さんですが、例年11月くらいから若狭グジを中心に底物五目釣りの便を出しておられます。

 対象魚は若狭グジ(アマダイ)の他、こちらも高級魚として有名なキジハタやオニカサゴなど、若狭湾の海底に住む様々なお魚達♪

どれも同じ仕掛けで、同じ場所で、同じ釣り方で釣れちゃいます。

 

という訳で、年の瀬も押し迫った1225日に米春丸さんにお邪魔してまいりました。

 午前6時半、船宿に到着。

しばらくすると船宿の電気がつきました。

この日乗船される方々に習ってテーブルの上にある受付用紙に住所、氏名、電話番号を記入してしばらく待っていると、船宿の方が順番に名前を呼んで受付開始です。

料金をお支払いし、全員で釣り座の抽選をして自分の釣り座が決まったら釣りの支度をして乗船。

遠州灘で実績の高い数種類の仕掛け、数種類のエサを持ち込み、遠州灘で培ったアマダイ釣りの技と知識を駆使して、若狭のアマダイに挑みます。

 

空もすっかり明るくなった午前7時、船着き場を離れて出船。

 

およそ20分程度でこの日の釣り場に到着。意外と岸から近い場所でアマダイが釣れちゃうんですね。

オモリは80号。水深は80m程度です。

通いなれた遠州灘のアマダイポイントの水深はおよそ120m前後でオモリは120号を使いますからそれから比べるとかなりライトなアマダイ釣りと言えます。

 

まず天秤はステンライト天秤36cm、仕掛けは私のオリジナル4号ハリス3本針の2.8m仕掛けをセットし、レインボー発光の小型の水中ライトを取り付け、エサは上からオキアミ、オキアミ、ホタルイカの順番で針に刺して第一投。

 

オモリが底に着くと、アマダイの好きそうな柔らかな泥地であることがわかりました。

底取りをしたらトントンとオモリで海底を小突いてからゆっくりと竿を起こします。

いっぱいまで竿を持ち上げたらその位置でしばらくキープし、その後ゆっくりと竿を下げていき、再び底取りをしたらオモリが海底から1m位上がったところで竿を止めてキープ。

しばらく待って同じように海底をオモリでトントンしたらゆっくりと竿を持ち上げてキープし、再び竿を下げて底取りをしてオモリを持ち上げてキープ。

遠州灘ではこのローテーションで次から次にアタリが出てくれる、定番の誘いです。

若狭でも結構アタリは出てくれました。

でも、喰ってくるのは20cm前後のレンコダイが殆どでなかなか本命アマダイは釣れてくれません。

 

両隣の釣り人はボチボチとアマダイが釣れています。

 

そこで釣り方や仕掛けの長さ、使っているエサを観察。

釣り方は大体同じ。海底からちょっと上に仕掛けが来るように棚調整をしており、時折大きく竿をあおって誘いを入れています。

仕掛けは仕掛けの取り込みの時の手数から、全長がおよそ2m程度であることがわかりました。

エサはオキアミオンリー。

また、私のアマダイ仕掛けには下から30cmの所にオモリの役割を兼ねたヨリモドシがついているのですが、どちらの仕掛けもそのようなパーツがついていません。

 

この日の底潮は一日通して流れが弱く、なかなかアマダイの活性が上がりにくい状況であったらしく、私の仕掛けは状況に合わなかったことが考えられます。

 

そこで、仕掛けをチェンジ。

2.8mから2.3mに短くし、下針から30cmについていたヨリモドシを外して直結して軽量化。エサもオキアミオンリーで若狭アマダイに再挑戦です。

 

そこから怒涛の追い上げをし、終わってみれば40センチを超える若狭ブランドアマダイを含めてアマダイが6匹と、前半にホタルイカエサに喰ってきたキジハタ1匹、レンコダイを沢山と、まずまずの釣果で終えることが出来ました。

(米春丸さんの12/25の釣果情報では私のアマダイの数が4匹となっていましたが、レンコダイの下に30cmくらいのアマダイが隠れており、合計で6匹いましたよ♪)

米春丸 釣果情報

 

ということで私の若狭グジ挑戦は、初挑戦としてはまずまずの結果で終えることが出来ました。

 

次回挑戦は何時になるのかはまだ未定ですが、年明け後も米春丸さんでは底物五目釣り便を続けられる様子。

降雪が酷くなければもしかしたらまた挑戦するかもしれません。

その時は今回の反省をもとに、仕掛けの仕様を若狭バージョンに変更して臨みたいと思います!

 

この日使用したタックルデータ

竿:ダイワリーディングネライ230MH

   100号前後のオモリを使っても操作性が抜群。手持ちで誘う釣りでは定番の1本です。

リール:シマノフォースマスター800

   スプール幅が狭く、仕掛け落下時にレベルワインダーに糸が擦れるゴリゴリ感が小さい。万能の1台です。

糸:PE3

天秤:イシグロオリジナル ステンライト天秤36cm

 

米春丸さんおススメのアマダイ仕掛け ※仕様

ハリス3号 針チヌ針34号、もしくは真鯛針8号、全長22.3mのアマダイ仕掛け

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