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ロッドビルディングのコツ ガイド取付編

2020/04/15
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タックルオフ高林店 久保田です。

なかなかネットや動画では伝えられていないコツや細かいところを説明していきたいと思います。

基本的な巻き方はこちらをクリックすると見られます。

・アルコールランプの取り扱い

この写真は、ガイドへガイドセメントをつけるためにガイドを温めようとしてます。

結構大きめにアルコールランプの炎が大きく出ています。

実は、あえて大きく出しています。大きく出していると怖いですから、すぐ消したいですよね。

これで消し忘れが防止できます。使ったらすぐ消す、これが鉄則です。

アルコールランプは音もなく、炎が小さいと見えづらいので、消し忘れる事故が起きてしまいます。

自分も自宅で危ない目にあったことがあります。

また炎が大きすぎるのも危ないのでほどほどに、気を付けて調整、使用しましょう

・ものさしを使うコツ

写真のように、20mmのところへマスキングテープを貼りたいですが、このままでは貼りづらいです。

ものさしごと張り付けるわけにはいかないですし、微妙にズレたりしたくないですね。

逆にして、マークするほうにものさしの端が来るようにして仮のマスキングテープを貼るとやりやすいです。

この仮のテープごと巻くとズレがなくできます。

両側に目盛りがあるものさしは一つあると便利ですよ。

・巻き始めの印はちょっと厚めに。

これがあると巻き幅がしっかり設定でき、真っすぐ巻くことができます。

真っすぐ巻いてあれば、コーティングもきれいにできます。

厚く巻くことでスレッドをこの印に向けて押したりもできますよ。

ピンラインなど飾りを入れたりするときにも便利です。

・スレッドの重なりを真っすぐにする方法

このままだと重なっている部分が斜めにくっきり見えてしまいます。

ほどく方向へスレッドを引っ張ります。

ただ、強く引っ張ると勢い余ってスレッドがほどけてしまいます。あくまでもそっと下へ引っ張ります。

爪で最初の重なりを押さえてスレッドを引っ張ると緩みにくいです。

このように真っすぐになります。

ブランクへ沿うように真っすぐになっていると重なりが目立ちにくく、透けて見えてしまう場合もきれいです。

・スキマのスレッドをきれいに切る方法。

巻き終えた後、スレッドをカットしてするのですが、端が残ったり、ほかのスレッドを切ってしまったりと慣れないと大変です。

スキマを少し広げます。

スレッドの撚りを強く掛けます。

スレッドのテンションを保ちながらスキマへカッターの刃を当てます。

このとき、カッターの刃を動かしてはいけません。切るスレッドを動かしてください

撚りをさらにかけたり、左右に振ると切れます。

基本的に刃物は軽く当てているだけでは切れません。刃物か、切るものを動かすと切れます。

刃を動かして、強く力を加えるとスレッド以外にブランクも傷つけてしまいますので注意しましょう。


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