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意外と知られていないフロロカーボンラインの選び方とオススメ

2020/05/11
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  • 商品情報

こんにちはブラックバスフィッシングマイスターの加藤です

パッと見だけでは違いが分かりにくいフロロカーボンライン

意外と知られていない事実や、選び方、オススメについて紹介したいと思います。


人気のラインを集めてみました。

どれも一緒という方もいれば、〇〇のラインは強いとか、色々と意見はありますよね。

フロロカーボンラインに関しては意外と知られていないことも多く、
これ言っちゃっていいのかな!?
というところまで話してしまおうかと思います。

フロロカーボンラインの選び方(加藤流)
①硬さ!
個人的に拘っているのがココです。

お客様とお話していると、ほとんどの方が扱いやすいしなやかで、柔らかいラインを選ばれます。

投げやすさやトラブルの少ないものはやはり、しなやかで柔らかいラインになります。

しかし、自分の場合はほぼ硬いラインを選択します。伸びにくく、ゴワゴワしたラインが好きです。
これには理由があります。
・感度
伸びにくい分、手元までしっかりと情報が伝わってきます
・強い
ことバスフィッシングにおいて、障害物を狙い、歯によるラインブレイクリスクを考えると、
硬く、表面強度が高いものが理想となります
・フッキング
伸びすぎるとフッキングパワーが弱くなってしまい、フックが刺さりきらずにバレてしまうことがあります。
トレブルフックを使用する場合に弾かれるのを防止するために柔らかいラインを選ぶ場合もあります。
とはいえ、マキモノでも硬いラインしか選びませんが・・・。その分ロッドを柔らかいもの選びます。

硬いと投げにくい、トラブルが多くなる。そんな声もありますが、
最近のリールは性能が高く、上手にブレーキを調節すれば、そこまで難しく考える必要もないかと思います。

②太さ
ラインを選ぶ時に気にしてほしいのが、
強さではなく太さです!
実はフロロカーボンラインは同じポンド数にも関わらず、ものによって太さが違うのです。
同じ14LBでラインを集めてみました。

例えば東レのエクスレッド
エクスレッドとエクスレッドNSでは太さが違います。
一般的に3.5号は直径が0.310mm、4号は0.330mmになります。

続いてダイワ モンスターブレイブZ

こちらは14LB3.5号 標準直径0.310mm

サンライン FCスナイパー

14LB標準直径0.330mm

クレハ フロロリミテッド

14LB3.5号 標準直径0.310mm

一見、細くて強いラインの方が良いと思いそうですが、実はそうでもないのです。
フロロカーボンラインは強度だけ重視しても使いにくいラインになってしまいます。
そのため、若干の強度を落としても、しなやかさを追求している場合があります。

パッケージには大きな文字でlb表記がされています。
その文字だけを見て選んでしまうことが多いかと思います。

正直なところ、直線引っ張り強度に関して言えば例えば14LBも16LBでもどちらでも良いと考えています。
それよりも、根ズレや歯に対応しようとすれば、タックルバランスに合わせた太さが大切になります。

太さをしっかりと見れば、もしも銘柄を変えた時でも、リールに巻ききれなかったり、少なくなってしまったりすることは減ると思います。
さらにしなやかさの違いもわかりやすくなるため、自分に合ったラインが見つかるかと思います。


最後に、
個人的にオススメのライン
クレハ フロロリミテッドハードです。

硬いラインなので、バスフィッシングにおける強度はバツグンです。
使いにくいという意見も多いですが、是非使ってみて欲しいラインです。

FCスナイパー、モンスターブレイブZ、エクスレッドなどはしなやかかつ高強度で誰にでも使いやすいラインになっています。
トラブルレスを考えるとこちらも、とても良いラインですよ。


ご参考までに♪

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