今回は、 こちらの竿の・・・・・・・・・・・・・・・➔ 穂先が主役です!!
イシグロ岡崎大樹寺店より、
リメイク、リペアの依頼品が入荷しました！
（分類ガイド交換）
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回ご紹介するリメイクロッドは、
「極覇光ヘチ 270」の穂先です！
極覇光ヘチの穂先に使用されているガイドを外して、
同送された穂先のガイドを載せ替えします！
ミニクロガイドから、Ｌガイドへ交換です！
上の穂先が、極覇光ヘチの穂先です！
下の穂先からガイドを9個外し、
極覇光の穂先に載せ替えします。
・・・同送穂先からガイドを外します！・・・
手前の同送された穂先からＬガイドを外していきます。
ガイド脚に沿ってデザインナイフで外していきます。
外したＬガイドを極覇光の穂先にスレッド巻き、
ピンライン入りで処理していきます。
・・・極覇光の穂先からガイドを外します。・・・
径が細いので慎重にデザインナイフで剥がして行きます。
切れないと無駄な力が入りトラブルの元になるので、
刃先の交換は必須となります。
穂先は、0.4㎜と極細タイプ！
スーパーメタルトップチタン合金のソリッド材、
だからここまで細く出来る！曲がり始めは非常にしなやかで、
ショートバイトを弾かず魚を食い込ませます！
とカタログの文言をお借りしました。
※メタルの芯材の表面に特殊コーティングされています。
メタルトップは、直接エポキシコーティングすると地滑りやズレが簡単に発生します。
コーティング剤が乗らない素材となっている為、下地は特別な塗料が必要となります。
その特性を踏まえて、純正の穂先からミニクロガイドを外した跡を若干加工しながら
残しておきます。
残した土台を足掛かりにスレッド巻とコーティングを行います。
ガイドを外し残った土台を薄く削り加工して、
再度取付用の土台として利用します。
※これは、加工前です。 これから綺麗土台作りをします。
外したガイドの調整と、
ガイドつま先の削り実施！
スレッドの乗り上がりを少しでもスムーズに行う為に、
ガイドの脚先はしっかりとヤスリで削り調整します。
この作業の差でスレッド巻の段差が大きく出ます。
コーティング後の完成フォルムが不格好になるので注意が必要。
ゴールドのスレッド1ピンを入れるのに、
四苦八苦しながら、9個巻き完了しました！
1回目のコーティングを薄く行い。
飛び出ているスレッドを綺麗にカット加工して行きます。
コーティング2回目で、
少し粘度を上げて艶出しと糸目を埋める様にします。
無事完成しました!!
穂先が細すぎてガイドの存在感が強いですが、
穂先の張りや強度には、
しっかりとマッチングしたガイドバランスだと
思います。
無事作業も完了しましたので、
依頼店のイシグロ岡崎大樹寺店へ
定期便にて返送します。
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