タックルオフ鳴海店より、
リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!
分類（全ガイド・シート交換）
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、シマノの・・、
「キススペシャル405CX」です！
依頼内容は、
「5点ガイドから、7点ガイド交換へ」
①全ガイドは、トルザイトリング使用。
②ガイド径は、全体的に小径タイプへ、ダウンサイジング。
③元ガイド、Ｔ-RVTG20FH・元上ガイド、T-RVTG16FHは、
逆付け、RVガイド使用。となります。
お客様から指定ガイド位置の数値です。
シマノのホームぺージからご利用出来ます。
ガイドバランス数値のA・B・Cは変わりません、
※一番大事なのは、D・E・Fの個人に合うバランスを見つける事です。
TOPガイドから、ブランクの背と腹に印を付けて外していきます。
純正品は白スレッド巻後、ホワイト塗料を混ぜたエポキシを塗ってあります。
経年劣化によるエポキシ焼けが目立ちます。
ガイドは、返却するので小袋に入れて保管、
リールシートは再利用するので余分なエポキシを除去します。
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今回は！ このエポキシ除去に、
力を入れて見たいと思います!!
ブランクにこびりついている余分なエポキシを、
出来る所まで除去するには、、、。
このプラバンを使用します!!
使わなくなったプラスチックの分度器や定規でもOKです。
ぁる程度の厚みが必要です。
削り取るには、プラバンのエッジが命です！
プラバンのエッジも一緒に削れて行くので、
エッジが効かなくなったら新しい物へ交換して下さい。
ヒートガンでブランク表面のエポキシを緩めます。
アルコールランプでブランク表面を炙ってエポキシを緩めてもOKです！
エポキシが緩んだら、プラバンのエッジを利用して、
ゆっくり擦り落していきます。
その時いきなりエッジで鋭角にブランクを力強く擦ると、
最悪塗装が剥がれるので、出だしは角度と力加減を見て、
効きながら作業を進めます。
（熱が通っていれば、さほど力を入れずに、ポロポロ取れます。）
リールシート回りは、使用されるエポキシの量も多いので、
剥がし跡が大きくなります。
少しはブランクも綺麗になりましたが、
光のスジが途中切れている箇所がエポキシ焼けの跡です。
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ガイドの取付けに入ります！
純正ガイドは、ハイスピンダーガイドの5点タイプから、
トルザイトリング使用で、ダウンサイジングで、RVガイド使用です。
ガイドは最新鋭に交換で、
生まれ変わります!!
5点ガイドから、 7点ガイドへ取付け変更!!
➔ 
グラインダーで、ガイドのつま先を削り、ブランクとの接地面を合わせます。
➔ 
TOPガイドのスレッドは、9㎜出しで始めます。
スレッドの長さ決めで迷ったらこの方法で!!
ガイドのつま先を基準にして、
長さはお好みで決めて下さい。
（4㎜から6㎜出しが見栄えが良いです。）
前後のバランスが綺麗にしっかり取れます！
※今回は、
全使用ガイドのつま先̟から4㎜を加算して、
スレッドの長さを決めてあります。
ガイドも小口径タイプでサイズもダウンしている為、
スレッドの巻き幅は、余り長くしない方がバランスが良いです。
ガイド脚部はしっかり巻かれているので強度に問題はありません。
＃1-1G T-KWTG7 140㎜位置で、ガイド爪先から＋4㎜。片足9㎜巻き
＃1-2G Ｔ-KWTG7 160㎜位置で、 同上・・・片足9㎜巻き
ガイドリングのトップから次のガイドリングトップで数値を合わせて、
ガイドを取り付けて行きます。
＃1-3G Ｔ-KWTG10Ｍ 200㎜位置で、同上・・・片足13㎜巻き
＃1-4G Ｔ-KWTG12Ｍ 270㎜位置で、同上・・・片足15㎜巻き
＃1-5G Ｔ-RVTG16FH 410㎜位置で、同上・・・片足17㎜巻き
＃2-1G Ｔ-RVTG20FH 530㎜位置で、同上・・・片足20㎜巻き
ガイド計7個取付け完了!!
シートのつま先を削り、指定位置の850㎜に合わせてスレッド巻き！
コーティング前に、再度ガイド数値の確認をします。
コーティングも完了しましたので、
依頼店のタックルオフ鳴海店へ、
定期便にて返送致します!!
