静岡県から愛知県を中心に釣り具の店舗販売を行う「イシグロ」の釣り人のための情報ポータルサイト
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています.
この店舗のブログ一覧へ

瞬間接着剤 用途で使い分けるべし!

2019/01/14
  • 29,825 view
  • その他

こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。

いきなりですが、瞬間接着剤って便利ですよね。
皆さんもいろいろな用途でお使いだと思いますが、私も釣竿のガイドの取り付けや、仕掛け作りの時によくお世話になっています。

瞬間接着剤と言ったら、やっぱり「アロンアルファ」が有名どころ。
イシグロ各店でも、ガイドの取り付けではこのプロ用アロンアルファ↓を使っています。

このアロンアルファ、実はいろいろな種類が出ているのをご存知でしょうか。

釣り用としてもっとも一般的なところでは、この2種類↓。


左の緑のケースが1グラムのもの、右のグレーのケースが2グラムの内容量となっています。

で、パッケージの記載を見ると、「低粘度・多用途」の文字が見てとれますね。


対してこちらの黄色いケースのアロンアルファ↓ですが、上のグレーのケースのものと同じ内容量2グラム。


どこが違うのかというと、「ソフト・低白化」との記載があります。


つまり、同じ瞬間接着剤ではあるのですが、性質が微妙に違うんですね。


もう一度、グレーのケースのパッケージを見てみましょう。
右側のオレンジに塗りつぶされた4つの四角の中にはウキの製作、ガイドの取付、ルアーの製作、レジャー用品の修理の4つが記載されています。

では、黄色いケースのパッケージは何が書かれているかというと、釣り糸の結び目補強、ガイド取付、ルアーの製作、曲げ伸ばしする物の製作とありますね。


実は、低粘度の瞬間接着剤では釣り糸などの伸縮をする素材の中までしみこんでしまうんです。

一般的な釣りで用いるケースとして、釣り針に結び付けたナイロンやフロロカーボンの釣り糸の内部までしみこんでしまうとどうなるのか?
折れるように、いとも簡単に切れます。

ただし、アユの友釣り用でイカリ針を巻いた根巻糸に塗り付ける瞬間接着剤は低粘度タイプでないとしっかりと固まってくれません。

友釣りではイカリ針を外掛けや内掛けでしばることはまずありませんから、イカリ針で使用する場合は低粘度タイプを選んでくださいね。

私もそのことを知らなかった時代がありました。
昔々、補強のつもりでアロンアルファを結び目に塗って意気揚々と釣りに行って、魚を掛けてはプツン。また掛けてはプツン。

人は失敗から学ぶんですねww

そんなことはすでに知っているよ♪という方も多くいらっしゃるのは百も承知ですが、まだご存知のない方にむけてあらためて


みなさ~ん、アロンアルファを一般的な釣り針の結び目や糸同士の結び補強に使いたいのなら、↓この「ソフト・低白化タイプ」でないと、せっかく掛けた魚に逃げられちゃいますよ~。

気を付けてくださいね~。

TOPへ戻る

釣り投稿

閉じる