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愛知 静岡エリア 2019年7月の海況情報と2019年8月の釣況予測

2019/08/05
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  • 海況・釣況予測

こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。

東海エリアの今年の梅雨明けは7月28日でした。
昨年は7月の上旬に早くも梅雨明け宣言がされていました。
昨年が例年よりもかなり早かったとはいえ、今年は例年よりもやや遅れて梅雨明け宣言がされたということで、これからが夏本番と言えます。
で、この日を境に連日の猛暑www

それまでが平年よりも涼しかったので、この猛暑は身体に堪えますね。

台風も8月に入って連続して発生。
進路予測は東海エリアへの影響は小さいようですが、今年の台風発生はまだまだこれからが本番と言えますので、台風の進路には注意が必要ですね。

では、7月の海況状況と8月の釣況予測です。

7月下旬現在の海況状況
黒潮は紀伊半島沖で南下し、静岡県伊豆半島沖で北上しています。7月下旬までは日照時間が短く、水温の上昇にブレーキがかかった状態でしたが7月末の梅雨明け以降は高気温の影響で伊勢湾内や沿岸の水温が上昇傾向にあり、夏の海状態となっています。
但し、黒潮自体は東海沖を離れた流路を取っており、分流の流入も弱い傾向にあるため、台風等によるまとまった降雨の量によって沿岸水温は下降する可能性もあります。

出展  海上保安庁 海洋情報部 三管区海洋速報より http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN3/kaisyo/kaikyo/sokuho/sokuho.html
2019年8月1日発表の海流概要図

2018年8月2日発表の海流概要図

今後の海況予測
長く続いたエルニーニョ現象が6月に収束との情報により、8月以降は太平洋高気圧の張り出しが強くなることで晴天、高気温が続く傾向にあります。
また、台風の発生数の増加、発生した台風の強力化が懸念されます。水温自体は高めで推移していますので、釣行の計画を立てる際は無理をしないように心がけてください。

今後の釣種釣況の傾向と見込み
三重エリア
尾鷲、紀伊長島エリアのデイ&ナイトアカイカメタルも釣果上昇し好調を堅持しています。ナイトアジングも順調に釣果を記録しており、まだまだ期待が出来、夏の夜船釣りが楽しめます。
ルアー船では近海ジギングでのマダイや青物狙いのほか、スーパーライトジギング、キハダマグロキャスティングなど、多種のターゲットが楽しめます。

日本海エリア
7月下旬の敦賀沿岸水温は平年比でほぼ同等の水温ですが、7月上旬から梅雨明けまでの水温が平年よりも低く推移しており、梅雨明け以降に一気に上昇しています。
イカメタル、胴突き仕掛けでのマイカは釣果にややムラはあるもののおおむね順調に釣れています。他、マダイや青物の完全フカセなどがターゲットとなり、それぞれの釣果も順調です。
ジギングではヒラマサやワラサなどの青物、マダイ、シーバスなど、様々な対象魚がターゲット。また、バチコンアジングを始めたルアー船もあり、好釣果が出ていますので、福井エリアのナイトバチコンアジングは今後の注目釣種です。

愛知~静岡エリア
順調に釣れていた大山沖のイサキはそろそろ最終盤。イサキの魚影は薄くなり、チダイやカンパチなどが混じって釣れていますが、各遊漁船もそろそろイサキ便を終えるところも多くなりそうです。
師崎前のシロギスは先月に引き続き好調で、丸々と太ったシロギスの連日の好釣果が聞かれています。これからしばらくは丸々と太ったシロギスの大漁が期待できそうですが、産卵を終えると収束に向かうため、シロギス狙いの方は早めの釣行をされた方が良いでしょう。
大山沖のスルメイカは7月に入って連日の3ケタ釣果を記録。一気にトップシーズンを迎えました。これから8月まで例年のような釣りを楽しめると思われますが、棚は相変わらず深いようですので、大型の電装リールに糸は多めに巻いて行かれた方が良いでしょう。
8月上旬から伊良湖水道のタチウオがスタートしました。大型は期待できませんが、指3本クラスの数釣りが期待できます。今後は徐々に大型も混じり始め、タチウオシーズン到来となります。
同時に師崎~片名前の浅場のタチウオもそろそろ始まるはず。こちらは片名港の船宿でライトタチウオとサーベルテンヤでのタチウオ釣りが楽しめます。軽量タックルで楽しむことが出来るタチウオ釣りは釣り初心者や女性、お子さんにもお勧めの釣りです。
今年は遠州灘のキハダマグロの回遊が多いようで、連日のように釣果が記録されています。今後も潮次第で遠州沖から金洲にかけてのカツオキャスティングゲームやキハダゲームが楽しめそうです。
静岡県の駿河湾内のタチウオも5月より釣れ始め、以降、好釣果が継続しています。夏の風物詩でもある夜釣りの駿河湾タチウオも面白そうです。

岸からの釣りでは各漁港や堤防でのサビキ釣りで小サバやサッパ、コアジが良く釣れています。こちらもまだまだ期待できそうですし、ちょい投げ釣りではシロギスもよく釣れています。
三河湾奥の一色エリア、亀崎エリアではハゼも好調に釣れており、夏休みのご家族での釣りに最適です。

連日猛暑が続いています。釣りに行かれる際は熱中症対策として冷たいお飲物を多めに持参し、こまめな水分補給を心掛けてください。
また、暑くなった体を冷やせるように氷や冷たい真水も用意し、暑い時には水を浴びるなどをして体を冷やしましょう。もちろん、帽子の着用は必須です!

以上、2019年8月の釣り予想でした。
まったくもって私の私的な予想ですので、もし予想が外れてもノークレームでお願いいたします(^○^)/

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