浜名湖の伝統漁法 えびすき 。
梅雨時がベストシーズンのこの漁法は、観光として一般の方でも体験可能 ( 完全予約制 )。
潮の流れにのって流れてくるエビ ( クルマエビ ) をどんどんすくって獲るのは、
一度体験した方は 「 面白い! 」 と皆さん言われるそうですよ。
エビ以外にもカニや舌平目なども獲れたりするとか。
今回はそのえびすきで獲れた 有頭エビの下処理と茹で方&寿司 のレシピをご紹介します ♪
先週の金曜日の夜に
我らが レディースフィッシングクラブチェリーのサークル長 シマちゃん が
浜名湖で えびすき にチャレンジしました。
出船前のご様子。すでに楽しそうですね(笑)
えびすき というのは浜名湖に伝わる伝統漁法のひとつでシーズンは梅雨時、真夜中に行う漁です。
今は観光として一般の方も体験可能なんですよ。
潮に乗って流れてくる エビさん をすくってすくって、
なかなかハードな感じもしますが
コレを見るときっと疲れなんか忘れちゃいますね!
6月初旬に ととねっと の TKGさん (卵かけご飯さん!?) もえびすき体験してます。
で、 シマちゃん からエビのおすそわけ頂きました~

エビ好きのわたくしテンション急上昇ですわ(笑)
シマちゃん ありがとう~。
ということで、美味しく頂きましょー!
まずは エビの下処理&茹で(有頭)~!
1 頂いた時、エビさんはまだ活きているものも数匹いたので、早速 氷水に入れて大人しくなって頂きました。

この後背ワタをとる作業などする間も氷水に漬けながらしました。その方が鮮度が保たれると思いますよ。
2 頭の殻と、背中の殻の間につまようじをプスッと刺し、


そっと引っ張って抜いてしまいます。
頭を取ってしまう場合は胴と頭を持ってひねるようにして頭を取ると一緒に背ワタもついて出てしまいますよ。
3 そのまま茹でると尻尾がくるんと丸まってしまうので、曲がらないように串を打ちます。

頭の腹側から刺して、腹の殻の内側を身を傷つけないように刺して尾の下へと通します。

はい、全部打ちました。
4 沸騰したお湯に塩を少々。その中にエビを入れて茹でます。

綺麗な赤い色に大変身!しかし茹ですぎ注意です。さっと茹であげましょう。
5 茹でたエビは氷水に取ります。

6 完全に冷めてから、串を抜きます。
暖かいうちに串を抜くと尾が曲がってしまうそうです。

はい、ピーンとまっすぐ、串をくるくる回しながら抜くと上手に抜けますよ。
盛りつけて~ 茹でエビ完成!

見た目綺麗。この状態で食卓へ。
殻をむきながら食べましょう。お好みでマヨネーズなどつけても良いかも?
そして一部は~ エビのお寿司 に調理!
7 エビ大分解!

頭と胴体を分離。殻をむき、足を取ります。
( 写真はちょっと分解しすぎ )
8 胴体を腹開きにします。
開いた時にもし背ワタが残っていたら洗い流して水をキッチンペーパーなどでよく拭き取りましょう。

9 尻尾の形を切り揃えて品良く。

10 酢飯スタンバイ!

11 わさび!

※ 左3つはお子様仕様のさび抜き。12 エビのせ!

・・・はっ!!!
シャリが大きかった…

でもまぁ、なかなかの出来栄え~?
エビのお寿司完成~!
&エビの頭が残ったので中温の油でじっくりと素揚げに。

茹でエビの頭の身&みそも美味しく頂けますが、
お子様にはちょっと癖があって食べにくいものでしたので素揚げの方が子供向けですね。
カルシウムも摂れてバッチリ!

エビ三昧です~
家族でえびすきにチャレンジして、
もっともっとたくさんのエビをお腹いっぱい食べてみたいな~。
皆さまも機会があったら 浜名湖のえびすき にぜひチャレンジしてみて下さい。
