普段めったにお目にかかれない高級な魚を食べることができるのも釣りの醍醐味。
アコウダイは普通のスーパーなどでは買うことが難しい定番的な高級魚のひとつです。
沖釣りの対象魚としては非常に根強い人気があって、
仕掛けにかかったその真っ赤な魚体が深海から何体も浮き上がってくるその姿は
「 アコウの提灯行列 」 と呼ばれ、アコウ釣師にとっては最高の瞬間だそうですよ。
ここでは アコウダイの煮付け のレシピをご紹介します ♪
< 釣れた場所 > 福田港沖 … 5月

今回のアコウダイは先週末に
イシグロのお客様の I さん より頂きました ♪ ありがとうございました!
磐田市の福田港より出船しての沖釣りで釣ったそうですよ。
頂いたのは2匹で、大きいのが40cmくらい、小さいのが25cmくらい。
I さん が釣った中では一番小さいサイズを頂きましたので、
その他の大きいものでは60cm以上のビックサイズだったとか!すごいですね!
浜名湖沖の海溝では、アコウダイやキンメダイがまだまだ釣れているそうですよ。
ぜひ、皆さんもチャレンジしてくださいね!
< 材 料 >
・ アコウダイ 小さいの1匹使用

・ 細切りにしたしょうが
・ 日本酒、砂糖、しょうゆ、みりん、水 ( 煮汁の材料 )
< 作り方 >

1 うろこ取りを使ってうろこを落とします。両面やります。
うろこ取りで取り切れなかったヒレの下や顔の細かいうろこは包丁の刃先を使って綺麗に落としましょう。

2 アゴとエラがつながった部分に包丁を入れ、切り外します。

3 エラの曲線にそって包丁を入れていき

4 刃先にエラを引っ掛けて エラを一気に引きずり出します。

5 腹を切り、内臓を取り出します。

6 流水で洗います。お腹の中まで綺麗にします。

7 盛り付ける時に表になる面には十字の切れ込みを

8 裏になる面には2本の切れ込みを入れます。

9 食べる時に邪魔になる胸ビレはカットしておきます。ハサミでもOK.

10 尾ビレも短く、カットします。
このように形を整えると綺麗です。これで魚の下処理は完了です。

11 細切りにしたしょうが、日本酒、砂糖、しょうゆと水を鍋に入れ火にかけます。

12 煮汁が沸騰したら 魚を入れます。

13 落しブタをして、中火~強火で煮ます。
しばらくしたら、みりんを入れて 再び落としブタをして煮ます。

14 途中、煮汁を魚にかけながら煮ましょう。
煮汁に程よく照りがでて、煮詰まったらお皿に盛り付けて完成!

味の染みた大きな身がホロッと取れて、ご飯と一緒に召し上がれ ♪
脂ののったアコウの身の味と甘辛い煮付けの味が程よく美味しかったです。
家族みんなで十分に味わうことができました。
I さん ごちそうさまでした!
