仕事帰り、ちょっと遊びに用宗港へ。
延べ竿片手にクロダイ狙いで河口から釣りはじめました。
しかーし!餌が殆ど取られない!そして寒い!
あまりに渋いので、今は点いていない旧水銀灯下へ移動。
ここでもアタリなく、カサゴのアタリすらないままヘチを流し続けていると、不意に電気ウキが静止しました。
根掛かりの可能性を考慮してゆっくり聞き上げると、僅かに首振りのような生命感がある…。
シールをきれいに剥がすように慎重に、ヘチから離すよう目いっぱい沖側に合わせを入れると首振り五連撃!
首振りは激しいものの泳ぎ回る感じではなく、すぐに浮いてきた魚影もなんだかまるっこい。
ヒラメのちぃーっちゃい奴かなと思いながら抜き上げるとビックリ、オニカサゴじゃありませんか!
8年位前に40㎝級のオレンジがヘチ際を泳いでいるのを見かけたことがあったので、まだいるのかと正直ビックリ2倍。
魚は脳天締めした後に用心して鰭という鰭を切除し、帰宅と相成りました。
下処理中、お腹の中からだいぶ大きくなった卵の袋ができていたので、産卵期が近いようです。
貴重な1匹でした。
【仕掛け内容】
竿 : 万能延べ竿4.5m
道糸 : フロロカーボン2.5号
ウキ : 電気ウキ 中
ハリス : カーボナイロン5号
針 : 違う釣り場で防波堤にポイ捨てされていた黒伊勢尼を研ぎ直したもの
餌 : ゴールドイソメ