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10月7日 三保エリア初心者カワハギ教室 開催報告

  • 釣り教室
  • 初心者向け

2012年10月7日、三保エリア初心者船カワハギ教室を開催いたしました。

今回お世話になったのは毎年お世話になっている興津埠頭の海優丸さん。三保沖のマダイやカワハギ釣りに力を入れている心強い船宿さんです。

早朝5時半、参加者の皆さんが集合したところで釣り方の説明や道具の使い方を20分ほど説明。事前のアンケートでは半数の方が船からのカワハギ釣りが初めてとの事で、皆さん真剣な面持ちで説明を聞き、講義終了後、船に乗り込んでポイントまで移動し、カワハギ釣りの実践となりました。

前日の試し釣りではメインポイントの三保沖の潮の流れが悪く、後半にならないと回復が見込めないとの事で、まずは 三保沖から少し外れた興津から由比港沖にかけての漁礁回りを中心に釣り開始です。

当日の水温はまだまだ高く 魚群探知機に写る魚はアジやカマス、イナダなど、秋というよりもまだまだ夏色の強い海。最初のポイントではカマスやアジなどサビキ釣りで狙うターゲットが釣れてきました。

「たぶんサビキ仕掛でやれば大釣り確定だね。」船長のそんな言葉に後ろ髪を引かれつつ 次の由比漁礁前ポイントで再び釣りスタート。

カワハギ釣りでは避けて通る事が出来ないベラ、トラギスなどの外道が少なく、嬉しいゲストのカサゴが釣れている中、教室第1号のカワハギが上がりました。大きさも26?と良型。タタキ釣りからの聞き合わせで見事に針掛かりさせました。釣り上げたのは最年少の少年。親子で参加してくれ、餌付けから仕掛け投入まですべて自分でこなす立派な釣り師です。

最初の1枚が上がると、皆さんのスイッチが入ったようで、真剣に竿先を見つめ、手元に来るアタリに集中し、1枚、また1枚と順調にカワハギが釣れ上がります。

その後、三保沖にいる僚船から「潮が良くなってきたよ」と無線が入り、30分ほどかけて本命の三保沖のポイントへ移動。

この三保沖は9月に解禁をむかえ、青物を中心に真鯛などが釣れる一級ポイント。もちろんカワハギもコマセに刺激され活性が上がっているはず。毎年の釣果も安定している三保沖ならいい釣りができるはず・・・そんな気持ちで三保沖での釣りをスタートしたのですが、いざ釣りを始めると潮の流れが2ノット(時速3.6?)と早くなりすぎ、加えて高水温でカワハギが群れを作っていない状況。おまけに三保沖の餌盗りの代表であるショウサイフグの活性が異常に高く、参加者を苦しめます。

そんな厳しい状況の中、参加者の皆さんは集中を切らす事無く釣りを続け、本命のカワハギは15~26cmを船中8枚、その他にカサゴ、アジ、カマスなどの土産付きで第一回目の三保沖船カワハギ教室を終了しました。

この三保沖のカワハギ釣りは例年10月以降にベストシーズンをむかえます。今期は少し水温が高めに推移している為、もう少し遅れそうですが最盛期には尺(30cm)を越える良型も十分に狙えます。

次回の三保エリア初心者カワハギ教室は10月21日を予定しています。海優丸では釣り初心者が乗船しても安心して カワハギ釣りが出来るよう、中上船長が優しくアドバイスしてくれますので、皆さんも三保沖の良型カワハギを狙いに行きませんか?"

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