2013年７月20日（土）、清水港大宝丸にて一つテンヤ教室を開催しました。
このテンヤ釣り教室は夏と秋に毎年開催しているもので、仕掛やエサ、釣り道具などをこちらで準備させて頂く初心者向けの教室とは異なり、竿やリール、テンヤ仕掛け、エサの冷凍エビなど、その釣りに使用する全てのものを参加者に準備して頂く、ステップアップを目的とした教室です。もちろん、新たに竿、リールを購入して一つテンヤ釣りをしてみたいと考えている方も楽しんでいただける内容になってます。
この一つテンヤ釣りは近年県内でも御前崎以東で各港出船の船で楽しめるようになってきた注目の釣りです。
本来は真鯛を専門に狙う釣りですが、ここ清水港大宝丸ではカサゴ、ハタ、アマダイなど様々な高級魚が狙える為、教室も五目テンヤ釣りとして教室を開催しております。
乗船前、いつものように0.8号前後の細いPEラインでのやり取りをすべく、ドラグの設定をしっかりと行う方法からレクチャーを始め、基本のエビのつけ方から応用編、便利グッズの紹介などを説明していよいよ出船。
数日前までの雨と早い潮の流れで一つテンヤ釣りの基本である底取りがなかなか出来ず、厳しいスタートになりましたが、場所を変えながら清水港内を探り始めると少しずつ底取りが出来るようになり、アタリも取れるようになってきました。
最初に竿を曲げてくれたのはイトヨリ鯛。主に料理店で使われる高級魚で、この教室でも良く釣れるターゲットです。その後はウミヘビなどのエサ盗りにも苦しめられましたが、日が陰り始めたベストタイムに一つテンヤ釣りデビューの参加者の竿が大きく絞りこまれました。
船長のマイクでの応援と他の参加者が固唾を呑んで見守る中、上がってきたのは美しい真鯛。その後、キジハタを追加したところで今回の教室は終了となりました。
このステップアップ一つテンヤ教室は秋にも開催を予定しています。道具が用意できないと言う方向けにレンタルタックルもございます。どんな釣りかを経験してみたいと思っている方にもおススメの教室です。
また、教室開催の前の週には「座って学ぶ 座学一つテンヤ教室」も開催します。この座学では実際に教室で使用するテンヤの作成を経験できる内容になっていますので、詳しくはイシグロHPのイベント情報をご覧下さいね。
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