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特製カワハギ仕掛けを作ってみませんか? 幹糸編

2019/11/18
  • 39,687 view
  • その他
カワハギ仕掛け作り 幹糸編

こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。

ひとつ前のブログでも紹介ををさせていただきましたが、私は完全手作りのカワハギ仕掛けを使用しています。

私のカワハギ仕掛けは、もともとは根掛かりが多発する御前崎エリアのカワハギ釣りをしていた頃に試行錯誤をしてたどり着いたもので、おそらく20年近く前からこの形に落ち着いたのではないかと記憶しています。

それ以来、どこの釣り場であってもこの形の仕掛けで釣りをしてきました。

今までの過程の中であれこれと細部をいじってはきましたが、結局のところ、シンプルな形に回帰して今の形に落ち着いています。

使っている材料も私の考えるベストのものだと個人的には感じています。

 そんな私のカワハギ仕掛けの詳細を公開させていただきますね♪

作ってみて、使ってみて、感じてみていただければ幸いです。

 

私の仕掛けのこだわりは

 

  1. 幹糸にエステル系ラインを使用していること
  2. オモリ取付け部がハリス止めになっていること

 

2点です。

 

エステル系の糸の特徴はとにかく硬いことと、折れ癖がついても引っ張ればまっすぐになることです。

幹糸にはフロロカーボンのような強度やしなやかさは必要ありません。それなりの強度があり、クセがつかないことが重要です。

私はゴーセンのホンテロン4号を幹糸に使用しています。

 

幹糸の一番下には通常、オモリを取り付けるスナップ付ヨリモドシが取り付けられています。

でも、私の仕掛けにはスナップ付ヨリモドシのかわりに「タル型ハリス止め12号」が取り付けられています。

かわりにオモリの環の部分に、ホンテロン4号を10センチほど、結び付けておき、釣りをする際はオモリから伸びたホンテロンをハリス止めに止めて使用しますが、オモリに結んだホンテロンは結びコブを作らなくてもハリス止めでしっかりと止まってくれます。

 

私のカワハギ仕掛けの全体図はこんな感じ。特別複雑なところはありません。

 

用意するパーツは以下の通りです。

ゴーセンホンテロン4号

NTタル型ハリス止め12号

タル型ハリス止めと同サイズくらいのタル型ヨリモドシ

ハリス止めビーズ(ヤマシタでもダイワでもどちらでもOK)

 

これだけです。

 

まず、ホンテロンをタル型ハリス止めに結びます。

結び方はしっかりと結ぶことが出来ればなんでもOK.ですが、結んでみてわかると思いますが、糸の張りがかなり強いので、結びコブをしっかりと締めこんでください。

 

続いてハリス止めビーズにホンテロンを通すのですが、その前にホンテロンを必要な長さにカットします。

私のカワハギ仕掛けの幹糸の長さはおおよそで70センチで作りますので、ちょっと余裕を取ってハリス止めから75センチの所でカットします。

 

カットしたホンテロンにハリス止めビーズを通したら、ビーズを固定するための結びコブを作るのですが、なるべくならビーズが動きすぎないように結びコブをビーズに近づけたいと思いますよね。

 

そんな時に必要なものが待ち針です。

 

上の写真のように、ビーズの上にコマ結びで輪を作り、そこに待ち針を差し込んでビーズに待ち針をくっつけながら結び目を締めこみます。

ゆっくりと、じわじわと、なるべく待ち針がビーズから離れないように慎重に締めこんでください。

目いっぱいまで締めこんだら待ち針を抜き、最後にギュッと締めこめば完成です。

 

いかがでしょうか?ビーズのすぐ上にコブはできましたか?

 

では、次にうつります。

 

ビーズから10センチの所にマジックで印を付けましょう。

この印の所に「8の字結び」で結びコブをつくり、ビーズを止めたいと思います。

なかなか思い通りに場所に結びコブを作れないという方、今回、そのコツを伝授させていただきますよ~♪

手順や方法は私なりのものですので、やってみたいという方はとりあえず真似をしてみてくださいね。

 

まず、左手の人差し指と親指でマジックの印から2センチくらいの所を持ち、右手で端糸を持ちます。 

次に下のオレンジの糸のように、右手の糸を左手の糸の下に回して輪を作ります。

 

ホンテロンで作業をしたものが下の写真です。

左手の指で輪を押さえた時に、マジックの印が時計の9時のところに来るようにしてください。

輪の大きさは直径で1センチくらいが適当です。

 

次にこの輪をオレンジの糸のように左向きに180度回転させます。

 

ホンテロンで作業をしたものが下の写真です。

左手の指でしっかりと輪を押さえてください。

続いてオレンジの糸のように輪の中に端糸を通します。

ホンテロンで作業をしたものが下の写真です。

このまま端糸をゆっくりと引っ張っていけば、マジックの印の所に8の字結びのコブが作れるはずです。

これでビーズの下部分のコブは完成しました。

あとはハリス止めの所でやったように、ビーズのすぐ上にコマ結びで輪を作り、待ち針を使ってなるべく遊びが無いように結びコブを作れば大丈夫!

 同様に、今固定をしたビーズから12センチの所にマジックで印をつけ、同様の作業をしていただければ3個のビーズが取り付けられます。

 最後に任意の全長になるように、一番上にタル型のヨリモドシを結んで完成です!

 

いかがでしょうか?

さほど難しい作業ではなかったかと思います。

 

次はこの仕掛けに取り付けるためのオモリ部への作業です。

ちょっとひと工夫で集魚効果をあげられる秘密も紹介しちゃいますので、お楽しみに~(^^♪