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最近よく耳にする「ストローガイドセッティング」ってご存じですか?
こんにちはイシグロ静岡中吉田店大戸です。
前回、私が3ピース化したTsulino「SBB90」のブランクを使用して「ストローガイドセッティング」に挑戦してみたいと思います。
話では聞いたことがありますし、それが施されたメーカーさんのロッドを見たことはあります。
ですが実際に自分でセッティングしてみるのは初めてなので、試行錯誤しながらのロッドビルディングになります。
「本当に感度が良くなるの?」
「キャストして飛距離は出るの?」
という疑問は私自身も同じ思いがありまして、みなさんも考えていることではないでしょうか。
ストローガイドセッティングを「やってみたいな」と考えている方に少しでも参考になれば嬉しく思いますし、
実際にやっている方の「その悩みわかるわ~~」なんて共感していただければ幸いです。
もくじ
まずはベースとなるブランクの紹介です。
前回の記事で作り方を紹介した3ピースブランクを使用します。
シーバスロッドやマイクロショアジギングロッド作成におすすめのTsulino「SBB90」を3ピース化かつショート化(約7ft)したものです。
私もこのコスパ最強のブランクを3ピース化してみたい!なんて思った方は是非、前回の私の記事を参考にしてみてください。
シーバスロッド2ピースブランクを3ピース化してマルチロッドを自作してみた
※7ft3ピースブランクがないので作りました
前回私は3ピース化しましたが、4ピース化!なんてのも面白いと思いますよ!
私が今回初めて挑戦した「ストローガイドセッティング」において
最も悩み、悩み、悩みぬいたところがこの「ガイド間の間隔」でした。
なにせ資料はないですし、このシステムを搭載しているロッドも少ないですし・・・
なーんていうネガティブな思いは置いておいて、これまでに培ったロッドビルディングの経験と勘で仮説を立てて挑みました!!
※ツララさんのガイドセッティングは見てるだけで楽しいですね
TOPG-①G 4.0cm
①G-②G 5.0cm
②G-③G 6.0cm
③G-④G 7.0cm
④G-⑤G 8.0cm
⑤G-⑥G 9.0cm
⑥G-⑦G 10.0cm
⑦G-⑧G 11.0cm
⑧G-⑨G 12.0cm
⑨G-⑩G 13.0cm
⑩G-⑪G 13.5cm
⑪G-⑫G 14.0cm
⑫G-⑬G 14.5cm
⑭G-⑮G 23.0cm
メーカー製の「ストローガイドセッティング」は前半はガイド間の間隔が同じものが多く、そういうものなのかなぁ・・・
なんて考えながら試行錯誤しつつも富士工業さんの推奨ガイドセッティングが頭をよぎり、結果この間隔にしてみました。
※テープで印をつけては外しを繰り返しました
使用したガイドの個数は、上記のガイド間の間隔を見てもわかるかと思いますがトップガイドを含めて計14個です。
富士工業さんの推奨ガイドセッティングですと7fのシーバスロッドで計9個なので
ガイドを5個増やしていることになります。
※富士工業さんのHPには様々なガイドセッティングが載っています
比較をしたデータが、Yガイドのセッティングなので古いかなぁとも思いましたが比較対象として考えました。
最後に使用したガイドを紹介します。
上記に乗せた富士工業さんのガイドセッテイングですと上から
FST 5.5
LSG 6 2個
LSG 7 2個
YSG 8L
YSG 10
YSG 16
YSG 30
となっています。今回の私が選んだガイドは
PLGST 5
PKTSG 5 10個
PKTSG 5.5
PKSLG-L 6
PKLSG-H 8
にしました。
※並べて置いてみると、数多く感じますね
元ガイドはフレームを手で曲げて角度を変えて、逆付けしてあります。
※フレームの手曲げは自己責任でやってください
今回は「ストローガイドセッティング」のガイド取り付け編ということで
私が実際に作った竿のガイドパターンとガイド選びをご紹介させていただきました。
次回は試投・実釣編の記事が書けたらいいなと考えていますが、釣ることにはあまり自信がありません(笑)
もしよかったら今後の竿作りの参考になればいいなと思います!