イシグロ中吉田店より、
リメイク・リペア依頼品が入荷しました!!
（分類・ガイド交換・シート取り付け）
こんにちは、
工房担当の福田です。
今回の依頼品は、
ダイワ・投げ竿の、、、「スカイキャスター」です。
今回の依頼内容は、、
投げ竿の＃2・＃3をお預かり！
そして、
①＃3元竿のプレートシート交換。
②＃2の元ガイドを交換。
上記の2点内容となります。
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①＃3元竿のプレートシート交換
ご希望として、、
「収縮ラバーはそのまま使えそうならば使用する。」
今回はラバーグリップを残した状態で再度巻き直しを行う処理!!
とにかくエポキシが残っていると後の処理が大変になり、、、
綺麗にスレッドが巻けない！とか、エポキシが滲んで広がる！など、、
前処理の仕方と要点を紹介します!!
指定パーツはこちらの、、、NS7GMのシート交換。
②＃2の元ガイドを交換
こちらのガイドを外して、、、シマノ・オリジナルガイドへ。
➔
位置指定は＃2玉口から620㎜位置リングセンターで合わせ、
同じ様にラピーテープも入れる。
ガイドとラピーテープを外します。
ラピーが巻いてあるので外しも楽で綺麗に処理出来る。
シルバーラピーを同じ位置へ巻く、、、
指定ガイドを同じ様なスレッドで巻く、、、ラピーのはみ出し部も1㎜弱出す。
指定は「巻き幅は可能な限り短く」と言う事でしたので、
スレッドはガイドつま先2㎜手前から巻き始めてコーティング処理。
②＃2の元ガイド交換完了!!
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リールシートは指定のNS7GMを付け替えます。
元のプレートシートを外して、、、ラバーにキズ付けない様に慎重に剥がします。
ラバーは再利用するのでカット部はスレッドのみ切れ込みを入れて剥がす。
ラバー表面にエポキシが乗っているのでエポキシのみ綺麗に剥がす。
これが非常に大変なのです、、、両端にマスキングをして他の箇所にキズが着かない様に保護。
エポキシは端からしっかり剥がさないとスレッドを巻く時、
ワダチの様になりスレッドがズレたり真っ直ぐ巻けず隙間が多発。
指で表面をゆっくり撫でてデコボコが無いか確認。
ワダチの処理がしっかり出来ていると密巻きが綺麗に出来る!!
このままエポキシを塗るとラバーグリップの表面で滲みが発生し易い、
チューブの劣化もあり綺麗に塗っても必ず滲みます、、、。
そこで!!今回は、
「UVとエポキシのコンポジット塗りを実施!!」
エポキシコーティングの下地作成としてスレッドギリギリにUVコートし、
その上にエポキシコーティングをする事で収縮チューブにエポキシの染み込み・滲みを防止。
先にUVで下地コートします。
UVは収縮チューブに載っても滲みにくいので下地として使用するには非常に便利です。
エポキシはチューブに染み込むと広い範囲で滲むのでUVで下処理はかなり有効。
UVを固めた上からエポキシコーティングして完成。
今回は性質の違うコーティング剤の特徴を活かして長所のみ融合させた方法です。
しっかり乾燥させて、、、
隣接のイシグロ中吉田店のスタッフへ、
完成品を届けて完了!!
今回のリメイク金額は、、、
パーツNS-GM7 1,900円（税抜き）
工賃 7,300円（税抜き）
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