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「ストローガイドセッティング」×「カラーグラスソリッド150」#2ガイド編

2022/08/06
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  • ロッドビルディング・カスタム

こんにちは。イシグロ静岡中吉田店大石です。

-「ストローガイドセッティング」- ロッド好き、ビルディング好きな方は一度は聞いたことがあるガイドセッティング。近頃は売り場でも聞かれることが増え、興味を持っていました。

今回は私がなんちゃって「ストローガイドセッティング」ロッドビルディングを行いご紹介させていただきます!!

「ストローガイドセッティング」×「カラーグラスソリッド150」#1グリップ編はこちらから

#2ガイド編

ガイドセレクト

参考にしたのは一番ショートでライトなスペックのグリッサンド72のストローガイドセッティングになります。7フィート2インチのロッドに15点ものガイドがセットされています。

私が作成する「なんちゃってストローガイドセッティングロッド」はガイドサイズを下げてよりライトなセッティングにしてみようと思います。

まずはトップガイドから「TーLFST3.5-1.2」を取り付けていきます。塗装分が厚くなっているため、削っていきます。

トップガイドからグリップまでは151.5cm。約5フィートになりました。

セレクトしたのはこちらのガイドになります。約5フィートのロッドに12点ガイドを配置してみます。5フィートエリアロッドスピニング標準ガイドスペックによると7点ガイドとなっていましたのでなんちゃってストローガイドセッティングとしては充分ではないかと・・。(富士工業参考ガイドスペック2022より引用)

ガイド重さ比較

本当はエリアロッドPEラインスペックと比較したかったのですが、5.5フィートからの記載だった為、よりライトな5フィートのエリアロッドスピニングと比較しています。(富士工業参考ガイドスペック2022より引用)

ガイド数は圧倒的に多いですが、実際計ってみて驚きでした。これなら「ツリノ カラーグラスソリッド150」の重さも気にならなくなるかもしれません。

ガイド間隔

(4cm)-(4cm)-(4.5cm)-(5cm)-(5.5cm)-(6cm)-(6.5cm)-(7.5cm)-(8.5cm)-(10cm)-(11.5cm)(トップガイド~バットガイドまで73cm)

「K・Rコンセプト」を参考にしてバットガイド(第一チョークガイド)の位置決めをしました。後のガイドはそれに準じて設定しました。

問題があるとすれば、リールから放出されるラインがバットガイドに到達するまでの距離が長い事です・・。

オリジナルを参考にバット側のガイド2点は逆付け、手曲げでロッドに対して90°になるようにしておきました。(写真上が通常ガイド、写真下が手曲げガイド)

ブランクがグラスで曲がりやすく、ガイドが仮止め程度だとすぐ曲がったり外れたりしましたので、今回はわざわざスレッド巻きしてノーコーティングでキャストチェックをしてみようと思います。

ガイドのスレッド巻きに関してはこちらの動画を参考にしてみてください。↓

キャストチェック

主にライトソルトで使うプラグ、ジグヘッド+ワーム、PEライン0.4号とエステルライン0.3号でチェックしてみました。

無風時はPEライン、エステル共にバットガイドで上手く収束してあっという間にティップガイドで直線になって飛んでいきます。ここだけ見るとこのガイドセッティングで問題無く感じました。

ただ横風が吹いた時PEラインがバットガイドまでのラインがたわんでしまい、無風時より大きく飛距離が落ちてしまっています。

これではなんちゃってといえども「ストローガイドセッティング」に申し訳ありません。

次回はガイド間隔を少しいじって調整をしていきたいと思います。

少し見づらいかもしれませんが、現状ロッドはこのようになっています。

ティップ側            バット側

全体

まとめ

釣り具には好みがあるため、それが正解ってのはありません。
趣味の世界なので自分が好きで使ってるものが大正解になります。
それでも釣り具屋店員が使っている釣り具って気になりますよね?
是非今後の釣り具選びの参考にしていただければ幸いです。

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