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【エギング&チニング】KAHUNA:7102ML-Tをガチレビュー!!

2023/05/13
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こんにちは

 

広報&採用担当のうるしーこと漆畑です(^ν^)

 

今回は、少し前に発売した

Tsulino:KAHUNAシリーズより

ショアバーサタイル7102ML-Tレビュー!!

 

KAHUNAシリーズは

ロッドの中価格帯(15000円〜19000円程度)に位置しており

世間的には激戦区的な価格帯に切り込んだ

イシグロの本気(マジ)シリーズなのです

 

ロッドビルディングの知識と

イシグロの釣りウマ達の結晶

 

無駄を削ぎ取ったシンプルなデザインで

余計なコストをかけず手に取りやすい価格で提供しちゃっている

鬼コスパロッド

 

それが

 

KAHUNA

 

なわけですが

 

うるしーはプロトの段階から欲しかった

ショアバーサタイル7102ML-Tを発売日に即日ゲットして

 

浜名湖チニング

沖磯エギングで使用して

 

結果が伴った

 

ので使用感をお伝えしています

↑サーフモデルもGET♪

 

可変?チューブラーモデル

ショアバーサタイルモデルには

762ML-S

というソリッドティップ搭載の兄弟モデルがいます!

こちらは"静"の釣りにおすすめのモデル

例えばロックフィッシュなどの釣りで

ゆっくり底を感じながらルアーをズル引く

だとか

魚の吸い込むような小さなアタリを違和感なく取っていく

そんな釣りにはソリッドティップがおすすめです☆

 

ですが今回紹介するのは7102ML-T

チューブラーモデルで

"動"の釣りにおすすめの竿です

竿の上から下まで一本の素材でできているもので

異素材が入っていないので

感度がよくハリがあるので操作感に優れたモデル

しゃくったり巻いたりシェイクしたり

そんな動かす釣りに向いている竿です

  

で、チューブラーロッドって基本的には

胴からやや竿先に近いところで曲がるものが多いはず…

なんですけど

KAHUNAは振ってみると

かなーり竿先で曲がる…

そして負荷をもう少しかけると

胴から曲がり出す

 

可変調子っぽい曲がり方

 

コレがバーサタイル(万能)の所以で

5〜20gまでのかなーり幅広い適合ウェート

にこだわった結果

チューブラーながら竿先で軽いものを投げ

胴で重いものを投げることを可能にしています

 

特に”跳ね上げる”動きにイイ

穂先が柔らかめなKAHUNAですが

味付けはハリのあるしゃっきりロッド

アクションはすごーーーくつけやすいです

 

うるしーが得意としている

浜名湖でシンペンを跳ね上げて釣るメソッド

とは抜群の相性

 

よく使うのはDUO:マニック75 7.6g

Tsulino:フレアー80 11.5g

 

この釣り方では

ボトムから15㎝くらいチョンチョンっと跳ねさせるイメージで使いますが

KAHUNA7102ML-Tは繊細かつ確実に

アクションさせる事が出来ます

 

更にはチューブラーならではの感度のよさで

手元にしっかりとチヌの

”モゾ”っとしたアタリを感じられます

 

掛けたあとのロッドパワーは…

言うまでもありませんね★

 

さて 

”跳ね上げる”

と言えばエギングですよね!

 

エギングでKAHUNA7102ML-Tを使うと

しっかりしゃくるときは穂先ではなく胴で曲がります

 

これまたしゃくり心地が良い

 

しっかりと水を噛んでグッとエギを跳ねさせられる

穂先→胴への曲がり方の変化もスムーズで

ムチのようにしなりながら

竿のハリでしっかり戻ってエギを跳ね上げる

 

個人的には

え?

 

エギング用?

 

って思うくらい完成度高いです( ´艸`)

エギングロッドとしての7102ML-T

今回のブログで一番伝えたいのが

 

エギングで使ってみてほしい!!

 

という事!!

うるしーは

元エギングのフィッシングマイスター

それはそれは色々な竿を触ってきましたが

8ftを切るショートロッドで

ズバリ!イチオシです!

 

とはいえ 

まず弱点から

長さゆえ8ftを超えるロッドには

飛距離で敵いません

 

そりゃそう。

 

って感じだと思いますが

 

昨今の気難しいアオリを日中に釣るには

潮とか藻とか地形とか

なにかしらの変化を

目で見てタイトに狙い撃ちする事が

釣果の近道だと思いますので

飛距離は大きなデメリットには

個人的にはなりませんでした

 

むしろ短いことで狙った場所へキャストする精度は高まっています

 

もうひとつ

 

潮の早い場所や深い場所

強く、しっかりとしゃくらなければ

エギを確実に動かす事が出来ない状況下だと

長さ的にも硬さ的にも少し物足りないかもしれない事です

 

それでもうるしーがエギングにこんなにも

激推しする理由は

エギのアクションを

季節のイカに勝手にアジャストする

可変調子です

 

ここで春イカ&秋イカのおさらいですが

 

春の大きなイカは頭も目も良くなっており

過剰なしゃくりを嫌う個体も多い中

それでもしっかりとアクションさせてアピールしないと釣りづらい

難しい時期です

 

逆に秋の新子シーズンは

まだあまりエギにスレていない事が多い為

しっかりアクションを入れて

目立たせる事で数を狙える時期です

 

そんな条件を念頭に置いて

普通はしゃくり方の強さや幅を変えたり

時にはロッドの硬さを変えて対応していくのですが

 

KAHUNA7201ML-Tでエギングをしている時

エギの号数によって調子が可変

勝手に適切なしゃくりになっている

ように感じました

 

春の沖磯で3.5号エギ(約22g)を使っている際は

高い位置からエギを目視しながら釣りができるわけですが

 

ロッドを8時の位置から11時の位置まで上げ

1しゃくりにつきリールハンドル1回転

巻きしゃくりで強めにエギを操作しても

 

ダートしながら移動距離が少ない

理想的なアクションができていました

つまり強くしゃくりすぎてもエギが動きすぎないんです

 

次に秋に出番の多くなる

2.5号~3号のエギを使用した際には

キビキビした長い飛距離のダートをしっかり出しつつ

浅瀬でも水面から飛び出しづらいしゃくりが

オートマチックにできます

 

かつ穂先が柔らかいおかげで

小型エギでもしっかりと重みを感じながらしゃくれたので

非常に気持ち良いしゃくり心地でした

 

まだまだシャロ―タイプやディープタイプ等

専門性の高いエギでロッドを使いこんでいるわけではないですが

 

基本のエギング

非常に高いレベルでこなせるロッドです

 

初心者~上級者全層におすすめです

大分長々と熱く語りましたが

うるしー的には自信をもっておすすめできる竿です

 

とりあえずなんでも使えて

あわよくばエギングに良い竿が欲しいって方はもちろん

竿の特徴によって釣り方を変えられるツワモノの方にも

使いやすく満足の行く性能だと思いますので

 

是非一度手に取ってみてくださいね( ´艸`)

  

ではでは!

 

株式会社イシグロ 漆畑

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