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11月11日 安倍藁科川鮎発眼卵埋没事業 参加報告

2012年11月11日安倍藁科川漁協主催 鮎発眼卵埋没事業に参加してきました。葵区羽鳥地区大門川出会い周辺に500万粒の鮎の発眼卵を埋没し少しでも多くの鮎を遡上させる事を目的としています。
鮎の発眼卵は稚鮎の眼が分かる位に育った状態で1枚の定着マットに約10万粒ほど付いています。これを50枚川の比較的流れが穏やかな砂利底へ鉄パイプで組上げた枠に固定します。この発眼卵はこの後水温の低下と共に発眼卵から稚魚へ孵化し次第に河口に向かって降下冬を海で過ごし翌年稚鮎となり川を遡上してきます。また当日は発眼卵の埋没に加えて5500匹の親鮎を放流し自然産卵を促して天然鮎の遡上を試みています。
安倍藁科川では2011年の記録的豪雨またその復旧工事で河川状況はかなり厳しい1年でした。それでも埋没させた場所にもまだ多くの群れ鮎が見られ少しずつですが以前の清流 安倍藁科川に戻りつつあるように感じます。安倍藁科川では11月末まで友釣りを楽しむ事が出来ます。おとりの取り扱い、遊漁の規則をご確認の上お出かけ下さい。
■ イシグロフィッシングアドバイザー 加藤(記)


マット固定その2


マット固定その3


手作業でのマット固定


発眼した卵


抱卵した親鮎


放流風景

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