こんにちは 愛知エリアフィッシングアドバイザーの宮崎です。
今年の泳がせ釣りは例年にないロングランで楽しめましたね♪
船宿の釣果情報を見ると、ジギングでは相変わらずサワラやワラサなどの回遊魚がバンバン釣れていますし、エサとなる子サバなどを釣っての泳がせ釣りもまだまだ勢いそのままで絶好調のようです。
でも、泳がせ釣りでサワラがかかると市販の泳がせ仕掛けではキャッチできる確率が・・・（泣。
昨年の12月から爆発的な釣果を記録してきた泳がせ釣りのサワラ、ブリ（ワラサ）に行かれた方々も、殆どが泣かされ続けたハリス切れ。
船長からも「10号以上の仕掛けを持ってこないと獲れないよ～」なんて言われ、言われた通りの仕掛けを使って臨んだにもかかわらず、あたっては切られ、仕掛けを変えて投入するもあたっては切られの連続で涙をのんだ方も多いのではないでしょうか。
イシグロからもたくさんのスタッフが激ウマサワラとメタボブリを狙って出撃していきました。
でも、結果はなかなか厳しいものだったようで、ブリはなんとか取り込めても泳がせ釣りのサワラ狙いの手ごわさを痛感して帰るケースが多かったようでしたね。
皆さんもご存知の多り、サワラという魚は鋭い歯が口いっぱいに並んでいます。
イワシやサバなどの活き餌を掛けた針が口の中に掛かってしまったら当然のごとくハリスは歯に触れ、10号ハリスだろうが、12号ハリスだろうが有無も言わさずに切れてしまいます。
サワラは針が口の中に掛かってしまったら高い確率で切られてしまうんですよね。
口の中・・・口の中だから・・・じゃあ、口元やカンヌキ（上あごと下あごの繋ぎ目付近）に針がかってくれさえすれば、切られる確率は減る！
一緒に喰ってくるブリへの対応も考えるとハリスの太さは最低でも１０号、でもこれだけ太いとイワシの泳ぎに与える影響も大きくなる・・・
じゃあ、こうすればいいかも！
そうだ、この部分にこのような細工を施せば、魚へのアピールも狙える！！
ということで、コンセプトを形にした仕掛けを作り、今年のお泳がせシーズン後半に半田店スタッフに仕掛けを渡してテストをしてもらいました。
半田店のブログでもちょこっと紹介されておりましたが、結果は上々でした♪
半田店ブログhttps://www.ishiguro-gr.com/fishing/detail.php?id=16125
船中一番のアタリの数、獲れた魚、惜しくも逃した魚、どれも「成功」に値する結果でした。
残念なことにサワラの爆食いの時に数多くのテストをすることはできませんでしたが、ある一定の成果は得ることが出来ました。
魚釣りに１００点はありません。
仕掛けも、道具も、釣り方も、その人それぞれでいいと思います。
今回テストをした仕掛けについても、針にかかったサワラやブリがすべて取り込める訳ではありません。
サワラの喰い方や掛かり所によっては切られてしまうこともあるでしょう。
ブリが大きすぎた場合はハリス切れを起こすかもしれません。
でも、獲れる確率をあげたい！皆さんに激ウマのサワラやブリを釣り上げてもらいたい！食べてもらいたい！
ということで、この仕掛けの販売に向けて、関係各所に動いてもらっています。
今年の秋の終わり～冬の泳がせ釣りシーズンには店頭に並び、皆さんにご紹介できるのではないかと思います。
もし、同じコンセプトでどこかのメーカーが売り出してきたとしたら、それはイシグロの真似っこだと思ってください（笑）
でも、どのメーカーもこんな仕掛け、あまりにもニッチなところに対応したものですから全国的に売れるわけがないので、やってもうまみはありませんよね♪
地域の釣り人によろこんでいただくために地域に特化した仕掛けを作る、私達はそれをネオエリアセレクトとして具現化していきます。
販売が実現したら是非使ってみてくださいね♪