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こんにちは。
イシグロ静岡中吉田店の大戸です。
以前ブログでご紹介した、自作の3ピースマルチロッド。
今回はそのロッドを、実際に船キス釣りで使ってきました。
店頭ではロッドビルディングパーツをご案内する立場ですが、自分自身も実際に竿を作り、釣り場で使いながら試しています。
今回は「作ったロッドを実際に使ってみてどうだったのか」を、船キス釣行で感じたことを中心にまとめてみます。
以前の製作ブログはこちら
https://www.ishiguro-gr.com/stores/blog/detail.php?id=43827
続きの記事はこちら
https://www.ishiguro-gr.com/stores/blog/detail.php?id=44444
もくじ
今回使用したのは、Tsulino「SBB90」をベースに作成した3ピースマルチロッドです。
2ピースのシーバスブランクを加工し、持ち運びしやすい3ピース仕様にしたロッド。
ガイドセッティングは、細かいガイドを多めに配置するストローガイドセッティングで組んでいます。
もともとは船キス専用ロッドとして作ったものではありませんが、マルチロッドとしてどこまで使えるのか試してみたいと思い、今回の船キス釣行で使ってみました。
今回の船キスでは、オモリ20号を使用しました。
シーバスブランクをベースにしていることもあり、オモリを背負わせた時の安心感は十分ありました。
船上での取り回しやキャスト、誘いの操作感も問題なく、マルチロッドとして十分楽しめる印象です。
もちろん、船キス専用ロッドとは使い心地が違います。
専用ロッドのような繊細さだけを求めるというより、オモリをしっかり背負えて、誘えて、魚を掛けて楽しめるロッドという感覚でした。
自分で組んだロッドで魚を掛けると、魚が釣れた嬉しさとは少し違う楽しさがあります。
作っている時に考えた長さ、グリップ位置、ガイド数、曲がり方。
それが実際の釣り場で答え合わせされていくような感覚があります。
ロッドビルディングは、完成した瞬間も楽しいですが、実際に釣り場で使ってみて初めてわかることも多いと改めて感じました。
店頭でパーツをご案内する時も、ただ商品として説明するだけでなく、自分で作って使った感覚を交えながらお話しできるようにしていきたいと思います。
今回使ってみて、次に使うなら、次に作るなら、穂先の入り方をもう少し考えてみたいと感じました。
船キスは、小さなアタリや違和感を拾う場面も多い釣りです。
今回のロッドでも十分楽しめましたが、さらに船キス寄りに考えるなら、カーボンソリッドティップ化やチタンティップ化も面白そうです。
カーボンソリッドティップにすれば、しなやかさと扱いやすさを持たせたセッティングにできそうです。
チタンティップにすれば、より繊細な曲がり込みや目感度の部分で面白いロッドになりそうだと感じました。
また、ティップを変えることで、今回採用したストローガイドセッティングもさらに活きるのではないかと思いました。
細かいガイドを多めに配置することで、ラインがブランクに沿うような感覚があります。
そこに、カーボンソリッドやチタンティップのようなしなやかな穂先を組み合わせれば、穂先の曲がりにガイドがより追従し、アタリの出方や操作感もさらに面白くなりそうです。
もちろん、今回のロッドでも船キスは十分楽しめました。
ただ、実際に使ってみたことで「次はここを変えてみたい」という設計の方向性が見えたことが、今回一番大きな収穫でした。
今回の船キス釣行では、自作ロッドで釣る楽しさと、次に作るならどうしたいかを考える楽しさの両方を感じることができました。
作って終わりではなく、実際に使って、感じて、次の一本を考える。
そこがロッドビルディングの面白いところだと思います。
今回のロッドは船キス専用として作ったものではありませんが、マルチロッドとして船キスも十分楽しむことができました。
そして、実際に使ったからこそ、穂先の入り方やティップ素材、ガイドセッティングとの相性など、次に試してみたいことも見えてきました。
ロッドビルディング用品は、イシグロオンラインショップでも取り扱いがございます。
ガイド、グリップ、スレッド、ブランクなどをお探しの方は、通販ページもぜひご覧ください。
ロッドビルディング用品通販ページはこちら
https://shop.ishiguro-gr.com/DefaultBrandTop.aspx?bid=parts
ロッドビルディングに興味のある方は、ぜひ店頭でもお気軽にご相談ください。
実際に作って、使っているスタッフ目線でもご案内させていただきます。
今回お世話になった船宿
静岡 由比 釣り船 博友丸さん
https://www.hakuyumaru.com/