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こんにちは。
イシグロ静岡中吉田店の大戸です。
先日の夜タチウオ釣行で、自作したフルグラスソリッド竿を使ってきました。
今回は製作工程のブログではありませんが、使用した材料とあわせて、実際に釣り場で使ってみてどうだったのかをまとめてみます。
店頭でロッドビルディングパーツをご案内する立場ではありますが、自分自身でも実際に竿を作り、釣り場で使いながら試しています。
今回のポイントは、80号天秤を使う夜タチウオで、全長約200cmの自作フルグラスソリッド竿がどのように使えたのか。
特に、オモリを背負った時の余力と、フルグラスソリッドらしい穂先の入り方を中心にご紹介します。
もくじ
今回使用した竿は、Aグラスソリッドをベースに作成した自作のフルグラスソリッド竿です。
全長は約200cm。
夜タチウオで使いやすい長さにしつつ、タチウオがエサをくわえた時に竿先が素直に入るようなセッティングを意識しました。
使用した主な材料はこちらです。
・Aグラスソリッド 1500×1.5×9
・ステンレスSiC 船竿用ガイドセット PKWSG2012
・アルミリールシート フェルール付
・Tsulino バットブランク20
・硬質EVAグリップ 175-9.5
・TOHO カラーテープ
・デコレーションストリングス
・BRC22.0RN
グラスソリッドのしなやかさを活かしながら、電動リールを合わせても使いやすいようにグリップ周りも考えて組んでいます。
今回合わせたリールは、フォースマスター201。
ラインはPE2号を200m巻いて使用しました。
天秤は、Tsulino ステンライト天秤 1.8mm×40cm オモリは80号を使用しています。
夜タチウオでは、アタリが出てもすぐに掛からなかったり、エサをかじられるだけで終わったりすることがあります。
そうした釣りの中で、竿先がどのように入るか、オモリの負荷をどのように受け止めるかは、実際に使ってみてかなり気になるポイントでした。
実際に使ってみてまず感じたのは、80号天秤を背負わせてもかなり余裕があるということです。
フルグラスソリッドというと、柔らかい竿をイメージされる方も多いと思います。
たしかに、張りの強い掛け調子の竿のようなシャープさとは方向性が違います。
ただ、今回の竿は80号天秤を乗せても頼りない感じはなく、オモリの重さを竿全体でしっかり受け止めてくれる印象でした。
穂先はフルグラスソリッドらしく素直に入りますが、負荷に対して弱いという感じではありません。
実際に使ってみると、もう少し重いオモリにも対応できそうな余力を感じました。
夜タチウオでは、アタリが出た瞬間にすぐ掛けにいくより、少し待って食わせたい場面があります。
その時に竿先が硬すぎると、タチウオがエサをくわえた時に違和感を与えたり、アタリを弾いてしまうことがあります。
今回の自作竿は、タチウオが触った時に穂先がスッと入ってくれる感覚がありました。
無理に掛けにいくというより、竿に乗せてから掛けるような使い方に合っている印象です。
もちろん、どんなアタリでも掛かるわけではありません。
タチウオの活性や食い方によって、掛かる時もあれば、エサだけ取られる時もあります。
それでも、アタリを弾きにくく、食わせる間を作りやすい竿だと感じました。
フルグラスソリッドらしい、しなやかに入ってから粘る感覚は、夜タチウオの釣りと相性が良いと思います。
掛けてからの曲がりも、フルグラスソリッド竿らしい面白さがありました。
タチウオの引きを竿全体で受け止めるような感覚で、魚が掛かってからも安心感があります。
硬い竿で掛けにいく釣りとは違い、竿をしっかり曲げて楽しむ釣り味です。
誘いのキレや手感度だけを重視するなら、もっと張りのある竿の方が合う場面もあると思います。
ただ、夜タチウオでアタリを弾きにくく、竿に乗せてから掛けるような釣りをしたいなら、この方向性はかなり面白いと感じました。
次に作るなら230cm前後も試してみたい
Aグラスソリッド/2000mm×2.0×9
https://shop.ishiguro-gr.com/product-detail/8000000006851/80000000068514518520022298/
今回の竿は全長約200cmで作成しました。
200cmは船上での取り回しが良く、80号天秤を使っても余裕があり、夜タチウオ用として十分扱いやすい長さでした。
そのうえで、さらに食わせる間や穂先から胴にかけての追従性を重視するなら、次に作る時は230cm前後も試してみたいと感じました。
長さを出すことで、タチウオがエサをくわえた時に、竿がもう少しゆっくり入ってくれるようなセッティングも狙えそうです。
ただし、長くすれば取り回しや誘いの感覚は変わります。
・200cmの扱いやすさを取るか。
・230cm前後の追従性や曲がりの余裕を取るか。
このあたりを自分の釣り方に合わせて考えられるところも、自作ロッドの面白いところです。
自作ロッドは、完成した時点でも楽しいですが、実際に釣り場で使ってみるとさらに発見があります。
今回のフルグラスソリッド竿も、夜タチウオで使ってみることで、80号天秤に対する余力や、フルグラスソリッドらしい穂先の入り方を確認できました。
200cmという長さは扱いやすく実用的でしたが、さらに食わせる方向へ振るなら、次は230cm前後も試してみたいところです。
作って終わりではなく、使って、感じて、次の一本を考える。
そこがロッドビルディングの面白いところだと思います。
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また、ロッドビルディングに興味のある方は、店頭でもお気軽にご相談ください。
実際に作って、使っているスタッフ目線でもご案内させていただきます。
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