渓流ベイトフィネスロッド作成①！パーツ金額一万円以下で作ります！

こんにちは！

最近、渓流ベイトが気になっているタックルオフ鳴海店の大塚です。

ということで、

今回は渓流ベイトロッドの作成をレポートとしていきます。

渓流ベイトロッドの特徴ですが

・素材はグラスでもカーボンでもよく柔らかい

・曲がった後の戻りが多少早め

との事です。

いろいろ思案した結果,選択したのがコチラ！

・東邦スケルターワークス　グラスチューブラ　　

1400ｍｍ　肉厚0.7ｍｍ　元内径11ｍｍ　先内径1.0

・ジャストエースST-SFT631UL

コチラをつないで使用します。

ここで東邦のグラスチューブラの商品説明です。

「カセ・イカダ竿の元竿に最適なグラスチューブラです。

先端径が一定のナチュラルテーパー仕上げなので元径、

肉厚を選択することでイメージ通りの設計が容易に行えます。
粘りがあり、パワー抜群のグラスチューブラです。」

（メーカーホームページより）

今までのグラスチューブラは元径が太くなると

先径も太くなるものが一般的で、

固くしようと元径を太くしても

結局使える部分は先の方になり

固さはあまり変わらないものに

なっていましたが、

コチラの商品は元径が太くなっても

先径が同じなので元径を選ぶことで

固さを選択できるということです。

カセ竿を作るときはぜひこちらをお使いください。

 

今回はカセ・イカダ竿ではないですが、

柔らかいが、ある程度張りがあり、バットは粘りがあります。

そこにULクラスのカーボンソリッドを組み合わせることで

振った後の戻りもある程度早く、極小プラグでもキャストできるように

なるんじゃないかなーと想像。

 

あと、素材が安い！

これ重要！！
ブランクが安く済んだので、

せっかくだからとことんロープライスで

パーツを選択していき、

できれば素材パーツが一万円を切るようにしていこうかと思います。

 

ということで早速作業していきます。

 

まずはカーボンソリッドをつないできます。

 

つないだところの外径が大体同じ太さになるように継ぎます。

これにより極端なへの字調子にならない綺麗な曲がりになります。

つなぎ方は前回バトラーにグラスソリッドをつないだブログを上げましたが、

そちらとやり方は同じなのでコチラを見てください。

グラスソリッドティップに改造！！イカメタルロッドリメイク

と、省略しようかと思ったのですが今回はコチラ

 

ダイソーさんのミニルーター！

（替え刃は別売です）

を使って改造していきます。

コチラが使えればグッとソリッドティップ改造修理の

敷居が低くなりますね！

 

まずは円錐型やすりでチューブラ側の内径を広げます。

ルーターの使用感ですが、いつも使っているプロクソンと比べると

パワー不足は否めず、力を入れると止まります。

なので、ゆっくり出し入れしながら徐々に進めていけば削れます。

逆に初心者には削りすぎないのでいいかも。

良い感じに削れました。

     

 

次はソリッド側をやすりの形に削っていきます。

やり方はソリッドの元をコアテープ等で厚盛りして

ルーターのアダーブターに入れます。

 

削らない部分をマスキングし、アダブターをルーターに差し込み準備完了！

 

 

しっかり元が固定できていないとぶれます。

また回すときはマスキングの上部あたりをつまみブレを抑えます。

こんな感じで削っていきます。

この作業はこのルーターでも問題なく行えました。

そして削ったものがコチラ！

グラスチューブラ削っていないところの内径が1ミリなので、

細い所は1ミリ、そこをカットします。

　

　

接着しあとはロービングで補強すればブランクの完成です！

ロービングの方法はコチラのブログに載ってますので参考にしてください。

曽根流！ロジギア・アジングロッドへのチタンティップ取り付け方法公開！

 

ロービング処理したものがコチラ

少しロービングを長くしすぎたかな

つないだところの曲がりこんな感じ

 

25号（約93ｇ）

綺麗に曲がっていますね、

良い感じです。

 

今回の作業はここまでです。

次回、2ピース化をやっていきますので

また、お願いします。