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スタッフ中居解説 シーバスベイトタックル入門第5回~ロッド編その1 オススメメーカー紹介~

2018/10/18
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こんにちは!イシグロ西春店の中居です。

前回に引き続き、シーバス用ベイトタックルの解説を行っていきたいと思います。

以下、かなりの長文になるのでお時間がある時にゆっくりお読み下さい。

第4回~リール編その2ダイワ~ 

第3回~リール編その1シマノ~

第2回~ライン編~

第1回~基礎知識編その1~

前回、前々回とリールのご紹介をして来ましたが、

今回はシーバス用ベイトロッドを作っているメーカーと機種についてご紹介していきます。

先にご承知おき頂きたいのは、以下にあげるメーカーや商品はスタッフ中居の完全な主観に基づいてます。

また、全てがすべてイシグロ西春店で品揃えしているわけではありませんので、あしからず。

お取り寄せはいつでも承りますので、興味が湧いた方は店頭でお声掛け下さい!

最近はベイトタックルシーバス需要が増えて来たのか、

各ロッドメーカーからシーバス用ベイトロッドが続々発売しています。

それではみていきましょう。

 

「シマノ」

シマノでは、リールのエクスセンスDCを出しているだけあって、

エクスセンスインフィニティ」「ルナミス」「ディアルーナ」の3シリーズでシーバス用ベイトロッドを出しています。

特徴としては、シマノ独特の製法である「スパイラルX」「ハイパワーX」で

シャキッとした調子で反発力が強く、気持ちよくキャスティングできます。

お求め安い価格帯の「ディアルーナ」は、これからベイトシーバスを始めたい方にオススメです。

このあたりの河川や港湾の釣りなら、B86MLが丁度良さそうです。

ルアーウェイトも832gと広く、シンペンからバイブレーションまで幅広いルアーに対応しています。

「ルナミス」は長さや硬さの設定が多く、使うシチュエーションに合わせて選択できます。

 

「ダイワ」

ダイワでは、「モアザンブランジーノAGS」「モアザンAGS」「モアザンエキスパートAGS」「ラブラックスAGS」「ラテオ」「レイジー」と

シマノより多い6シリーズでベイトロッドの設定があり、幅広い価格帯に対応しています。特徴としては

軽量で高感度なモデルが多く、「ラブラックスAGS」「モアザンAGS」などはガイドフレームがカーボン素材になっているので、

下のモデルに比べてタックル重量の軽減や感度が向上しています。

ダイワ・シマノ両メーカーに言えることですが、番手を見るとほんとに平均的な、

悪く言っちゃ無難なモデル設定ばかりな気がします。

ベイトシーバスそのものがまだまだニッチなジャンルなので仕方ないですが、

折角専用リールまで出しているのですから少しもったいない気がしますね。

逆にいえば、初めての人でもとっつきやすく、全国どこでも使いやすい番手ではあるので、

とにかく迷ったらこの2社というのも、賢い選択だと思います。

 

というわけで、「こんなありきたりなロッドじゃ満足できねえぜ!」というベイト野郎の皆さんの、

かゆいところに手が届くメーカーを幾つかご紹介していきましょう。

 

「ヤマガブランクス バリスティックシリーズ」

ライトゲームロッドから、バスロッド、ジギングロッドなど幅広いジャンルを手がけているメーカー「ヤマガブランクス」。

自社でカーボンブランクスの設計・製造を行なっている、日本でも数少ないメーカーであり、

高い技術力と確かな設計でファンの多いメーカーです。

そのヤマガの「バリスティックベイト」シリーズでは、現在6機種が設定されており、

小規模河川から河口域・港湾・磯・サーフ・ビッグベイトと幅広いシチュエーションに対応したラインナップとなっています。

振った感じはシャキっとしていますが、魚が掛かるとしっかりと曲がり、なおかつトルクが太く

大型ともしっかりやり取りが出来る設計となっています。

 

「フィッシュマン」

ベイトロッド専門で作っている異色のメーカー「フィッシュマン」。

現在ベイトロッドのみで16機種とラインナップは非常に豊富です。

このメーカーのロッドは、特定の魚種専用というわけではなく、

投げるルアーと糸の太さで、それぞれの番手が設定されているというのが特徴です。

つまりシーバス専用というものは無く、この重さのルアーと、この太さのラインが使えるので、

その範囲でなんでも釣って下さい!という感じです。

竿の設計は強さと遠投性にとことんこだわっており、とくにブリストシリーズは、

一番柔らかいLHですら、1mもしくは10kgの魚を取ることを目標に開発されているとの事。

またしっかりと曲がるが、素早く収束するブランクスは強烈な初速を生み出し、

条件を満たせば100m越えの飛距離も可能との事です。

 

「エイムス ブラックアローシリーズ」

もともとエイムスは、シーバスロッドやショアジギングロッドなどのソルト用ロッドや雷魚用ロッドを手がけるメーカーでしたが、

2010年にシーバス用シリーズである「ブラックアロー」に、ビッグベイト専用のベイトロッドが追加になりました。

いまでは割と見かけるシーバス用ビッグベイトロッドの先駆け的存在です。

現在このベイト用のブラックアローは3機種あり、全てビッグベイト専用番手となっています。

このうちの81XB91XBは秋のオチアユパターンで、スタッフ中居も愛用しています。

一般的なビッグベイト用ロッドは棒のような硬い竿のイメージですが、このブラックアローはシーバス専用設計となっており、

魚が掛かると素直に胴まで曲がりこみ、魚の引きに追従する為バラしが少なくなっており、

竿の反発を利用してキャストできるため、飛ばしづらいジョントベイトなどでも、しっかり飛距離を出すことが出来ます。

意外と9~12cmのミノーでも投げやすく、秋~初冬のビッグシーバスシーズンはこれの91XB1本あればとりあえず大丈夫な感じです。

パワー、トルクは十分で、下流で掛かった85cmのシーバスを難なく寄せてこれるくらいにはパワフルでした。

 

いかがだったでしょうか?

増えて来たといっても、シーバス用ベイトロッドはまだまだ少なく選択肢は限られますが、

それでもかなり選べるようにはなってきたので、自分にピッタリの一本を見つけてみて下さい!

 

ん?これで終わり?何か忘れてない?

 

とお思いのかたがもしかしたらいるかもしれません。

 

そうスタッフ中居の釣り情報にたびたび登場するあのメーカーのロッドが・・・。

 

安心して下さい!

 

来週は丸々Gクラフト特集」ですよ!

 

お楽しみに!


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